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ネットショップのお中元商戦対策 傾向と対策とは 2023年7月版

ネットショッピングは、普段は自分で使うもの・自分が欲しいものを買うために利用することが多いですが、誰かに贈るために利用するケースもあります。特に、遠方に住む方へ贈る場合や直接渡す機会がなかなか作れない忙しい方には便利です。

夏は、お中元でのネットショップ利用が増える季節です。お客様のニーズを捉えたお中元商戦対策を行い、高い成果につなげていきましょう。

2024年度のお中元対策を振り返る→確認する
2022年度のお中元対策を振り返る→確認する

お中元はギフト利用の大きな機会

マイボイスコムが2022年11月に行った調査によると、直近1年間でどのようなときにギフトを贈ったかという質問に対し「お中元・お歳暮」と答えた方は45.2%でした。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001265.000007815.html

年々減少傾向にあるとはいえ、それでも約半数の方がお中元・お歳暮での贈答を行っていることがわかります。誕生日と並んでギフト利用の大きな機会となっています。商品によってもギフト向きである無いなども勿論あるかと思いますが、常に自分買いではない需要を振り起こすことはどんな商材でも意識的に考えていないと、思いがけずギフト需要を拾える商品開発ができるかもしれません。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001265.000007815.html

直近1年間でどこでギフトを購入したかという質問では、「インターネットショップ、ネット通販」が最多の51.7%でした。年々増加傾向にあり、特に2021年・2022年はコロナ禍の影響もあってか以前と比べてかなり高い数字となっています。2023年は5類への移行もあり世の中のムードは変わりつつありますが、それでもネット利用は高い水準を維持していくと予想されます。ネットで買ったり贈ったりがあたりまえになりつつある今、ネットショップの売上はリアル店舗の売上比率から比べるとまだまだ低いのが現状です。特に日本のEC化率だけみても唐突に上昇することなく一定にゆるく上昇しているのみです。今後、スマホネイティブ世代が顧客の中心になってくる時代には、今までになく加速していくことは間違えないと思われ、現状の売上や販売ラインナップに満足すること無く、常に販路や販売商品の改善を推し進める事が重要となります。

お中元シーズンの地域差

お中元といえば夏のギフトですが、実際にお中元を贈るタイミングは地域によって異なります。関東・東北は7月前半と最も早く、九州は最も遅い8月前半となっています。沖縄は旧盆の7月13日から15日に贈るのがマナーとされています。それ以外の地域では7月中旬から8月15日までをお中元シーズンとされているケースが多いようです。

ネットショップは日本全国から注文を受け、全国各地に配送します。ご自身がお住まいの地域の感覚でお中元シーズンを捉えていると、他地域のお客様のお中元利用チャンスを取りこぼしてしまうこともあり得ます。お中元対策は7月〜8月半ばまでと考えておくとよいでしょう。

ネットショップのお中元商戦対策


楽天市場の2023年お中元サジェスト

Yahoo!ショッピングの2023年お中元サジェスト

Amazonの2023年お中元サジェスト

お中元商戦ですぐに使える 「サジェスト」+「検索ワード」一覧

 キーワード調査内容としては、楽天市場・ヤフーショッピング(Yahoo!ショッピング)・Amazonのサジェストといわいる有名ギフト屋さんで使っているキーワードチョイスを調査してミックスしました。

「お中元 × 「お中元キーワード」 いらないワードだけ削って使ってみてください。

<速攻 お中元 商戦 検索キーワード>
送料無料 送料 無料 あす楽 あすらく 早割 割引 2022 ポイント 10倍 おしゃれ かわいい 高級 夏 ギフト 夏ギフト 法人ご年配 3000円 2000 円 1500円 1万円 20000円 健康 おすすめ 喜ばれる

<大盛りで使える お中元 検索キーワード>
夏季限定 限定セール セール お得 高級 早割り お取り寄せ 名入れ ランキング 人気商品 贈り物 送料込み 無料配送 お中元送料無料 冷え対策 おしゃれな包装 特典付き お中元セット プレミアムお中元 限定お中元 夏のお中元 キャンペーン おすすめ お中元のお返し

<食品系ギフトワード>
くだもの 果物 ギフト 食べ物 低糖質 無添加 冷凍食品 グルメ ギフト グルメギフト ご飯のお供 常温 デザート スイーツ お取り寄せスイーツ フルーツ おいしい お酒セット お茶セット 季節の味覚 健康食品

一般ワードではお得な「早割」「ポイント」「割引」「送料無料」などがギフトの定番で入りますね、これは 母の日 父の日 敬老の日 お歳暮 でも同様の事が言えます。また、贈る商品の価格や相手をイメージしたワード「法人」「ご年配」「健康」「おすすめ」「喜ばれる」などはギフトの定番ワードとなりますね。

早割・送料無料などの訴求

こちらは楽天で「お中元」というキーワードを入力したときに表示されるサジェストです。ビール・うなぎといった具体的な商品ジャンルやショップ名のほか、「早割」「送料無料」といったワードで検索している方が多いことが分かります。

お客様にとってみれば、せっかくならよりお得に手配したいと考えるのは当然の心理です。実際に手にとって選ぶことができないネットだからこそ、早割・送料無料などでお得感をアピールしていくことが有効です。

・早割クーポンを発行する
・送料無料に設定する
・商品名や商品説明文に「早割」「送料無料」のキーワードを入れる・商品サムネイルに「早割」「送料無料」の文言を入れる(※ただし各モールのルール内で)

まずは検索結果にヒットすることが第一段階、それに続いて検索結果画面から商品ページへと誘導する流れを狙います。上記のような対策のなかから、可能な範囲で実施するとよいでしょう。

口コミ評価・ランキング

お中元をはじめとするギフトの場合、「贈り先の相手の口に合うだろうか?喜んでもらえるだろうか?」という点で自分用のものを選ぶときとは違った難しさがあります。

口コミ高評価・ランキング受賞は、多くの方に喜ばれている・支持されている商品であるということの効果的なアピールになります。口コミのなかからギフト利用での喜びの声をピックアップして紹介する、ランキング受賞実績を紹介する等、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。

こちらはランキング紹介の例です。商品説明のなかにこうした内容を盛り込むことで訴求力が高まります。

楽天のランキング画像掲載については過去に解説記事を掲載していますので参考にしてください。

のし・包装

目上の方に贈ることも多いお中元の場合、熨斗や包装をきちんとした形で対応してもらえるかという点を重視するお客様も多いです。

商品そのものの写真とともに、包装した状態の写真も掲載するとよいでしょう。また、商品名に「のし対応」「ギフト包装」等の文言を入れるのも効果的です。

楽天の商品画像には、ラッピングした状態の写真を合成することが認められています。テキスト要素占有率20%以内のルールにも抵触しないので、のし対応やギフト包装対応が可能である場合、ぜひサムネイルでもアピールしてみてください。

お中元の周辺に生まれるチャンス

帰省手土産

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000529.000008128.html

ハースト婦人画報社の2023年の調査によると、今年2023年の夏にお中元を贈る予定と答えた人は52%でほぼ前年2022年と変わらない一方、帰省手土産を贈ると答えた人は4ポイントアップして28%となっています。

日持ちがするものやあまりかさばらないものであれば、お中元利用のほかに手土産用途も視野に入れた対応を行うとよいかもしれません。検索対策として商品名に「帰省」「手土産」「お土産」の語句を入れる等が考えられます。

自分用の購入

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000529.000008128.html

また、「ギフト探しの際につい自分用も買ってしまった経験がありますか」という質問に「ある」と答えた方は91%にものぼっています。「ご自宅用にも人気」等のアピールをすることで同じものを自分用にもう1つ買うことを促す、ギフト向け商品ページ内にもう少し手頃な商品(入門セット・お試しセット等)への回遊動線を設置するという取り組みが考えられます。

ネットショップのお中元商戦対策 傾向と対策とは 2023年7月版 まとめ

お中元をネットで手配する傾向が年々高まっています。お中元シーズンは地域によって差がありますが、日本全国からの注文を受けるネットショップの場合7月から8月半ばまでをお中元シーズンと考えて対応するとよいでしょう。早割・送料無料などでお得に手配したいお客様のニーズを掴むとともに、口コミやランキング受賞実績、のしやギフト包装などもアピール要素となります。また、お中元需要と合わせて帰省手土産や自分用の需要にもチャンスがありそうです。ぜひ可能な範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。

 お中元商戦すでに真っ只中、今から商品登録代行 商品登録外注 へ頼むの?間に合わないでしょ・・
すでにこの時期からでは、勿論間に合いません。常に、商品登録は発生するものです、現状のスタッフの進捗や予算感を検討し、商品登録代行と平行して商品登録を進める時期に差し掛かっているのではありませんか?一定の成果を上げる為に商品登録は必須作業です。ただそれも、ある程度は定期的に商品登録を実施することがどのような商材であっても大切です・・・商品登録が一定で且つ定期的に進める事ができれば売上の貢献率、売上への費用対効果は目に見えて上がってくるはずです。

 こんな事を思った事がありませんか?「この販売ランキングに入っている商品」うちでも売れるのに、うちなら「もっと安く」出せるのになど、思ってはいても中々先に進めない・・・そんな声は毎日聞くお話です。現状を打開し前進する上で、外の話に耳を傾けてお店、ネットショップへの血肉にすることは悪いことでは有りません。すべてを自社で賄うなんてことはできないし、効率が絶対に悪いのは目に見えています。

そんな時はお気軽にお声がけください。

お問い合わせはこちら
tel:050-1746-5247

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