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ネットショッピングでも使える?リンク決済を調べてみた

インターネット上で販売を行うにはさまざまな方法があります。ネットショップを立ち上げるというのがまず思い浮かびますが、個人の場合ですとオークションやフリマアプリに出品することも多いです。先日の記事では「メルカリショップス」という新たな選択肢をご紹介しました。

コロナ禍の影響もあって、一般的な物販以外にもネット上でサービス等を売りたい・決済したいというケースが増えています。

利用が広がるリンク決済

ひとつの例として挙げられるのがオンラインレッスンです。楽器や英会話・ヨガ等、さまざまなジャンルのレッスンがオンラインで受けられるようになってきています。大手スクールだけでなく、個人の講師の方もオンラインで開講するケースが珍しくありません。

オンラインレッスンの場合、レッスンそのものはもちろん、募集・申込み受付・レッスン料の支払いまでオンラインで完結したいと考えるのが一般的です。

そんななか、増えつつあるのが「リンク決済」です。

リンク決済とは、ネット上での決済機能のみを提供するサービスです。従来のネットショップのような商品ページやショップページを持たず、支払いページとそこへつながるリンクURLだけを提供するイメージです。

オンラインレッスンの例でいえば、メールやLINE等で受講生に支払いページを案内し、そこでレッスン料を支払ってもらうという形で利用します。

リンク決済のメリット

ネット完結型のサービス以外にも、インターネットで予約して当日現地で利用する形のサービス、例えばレンタルオフィス等でもリンク決済は有効に活用されています。

料金を当日支払う仕組みだと、予約したが当日現れないケースが一定程度発生して機会損失となりがちですが、予約と同時にネット上で決済を済ませることでこうした「ドタキャン」のリスクを軽減できます。また、これまで当日現金払いが一般的だったサービスでは、現金のお釣りを用意する負担がなくなるのもメリットです。

利用者側からしても、ネット上でキャッシュレスで手軽に決済できるのは便利です。

リンク決済の特徴

リンクだけでなくボタンやQRコードの形にもできる

「https://〜」で始まるテキストのリンクURLのほかに、Webサイト上で見栄えの良いリンクボタンや印刷物などに適したQRコードの形でも発行可能です。利用する媒体によって、最適な形態を選んで利用することができます。

リンク決済サービスによっては決済リンク付きのHTMLメール(メールマガジン等でよく見られる写真・画像入りメール)を簡単に作成できるものもあり、アイディア次第でさまざまな活用の仕方が考えられます。

継続的な支払いにも対応可能

リンク決済は、月謝のような定期的・継続的な支払いにも対応可能です。

オンラインレッスンの月謝のほか、ファンクラブやサークルの会費、月極駐車場の料金などにリンク決済が利用されている事例があります。

リンク決済のコスト

現在「Square」「Stripe Payment Links」「Paysys」などのリンク決済サービスがあり、初期費用無料、決済手数料は3〜4%程度のところが多くなっています。

対応するカードブランドや入金サイクル・定期購入の対応可否等細かなサービス内容に違いはありますが、ネット上で新たにサービスを始めたい、あるいは決済手段をオンライン・キャッシュレスに切り替えたいという方にとって挑戦しやすいコスト感ではないでしょうか。

ネットショッピングでもリンク決済は利用できる?

それでは、通常の物販のネットショッピングでリンク決済は活用できるでしょうか。

結論からいうと、活用できるケースもなくはないがあまり多くはない、と考えられます。

例えば、SNSやブログ経由での売上がほとんどのショップがあったとします。商品点数も少なくビジネスとしては小規模だが、熱心なファンが多くリピーター中心に成り立っているというようなケースです。

そういった場合、SNSにアップしたのと同じ写真と商品説明をネットショップにも掲載し、SNSからネットショップへリンクを貼って誘導するという形が一般的ですが、販売側としては決済のためだけにネットショップに同じ情報を掲載し直す二度手間が生じてしまっています。

こうしたケースであれば、SNSからネットショップへリンクする代わりにリンク決済のURLへ誘導すれば、ネットショップを管理する分の手間を削減することができます。

また、ネットショップの契約プランによっては、リンク決済を利用するほうがコスト削減になる可能性もあります。

リンク決済の課題

ただし、配送先などの情報をどうやって取得するかというのが大きな課題になります。

例えば、ネット専業ではなく実店舗がある場合なら、商品の予約・支払いはネットで、受け取りは店舗でとするのもひとつの考え方です。クリスマスチキンなど特定日に受け取りが集中するようなケースでは、リンク決済を導入することで当日の支払いオペレーションを削減し効率化が期待できます。

また、個人で製作した1点もののアート作品やハンドメイド品などを販売するようなケースであれば、購入希望の方とのやり取りをメールやSNSのDM(ダイレクトメッセージ)で行い、そのなかで決済URLを案内したり配送先を連絡してもらうというような形も考えられるかもしれません。

ある程度以上の規模の一般的なネットショップの場合、上記のようなスタイルでは処理しきれず、普通にモールに出店するか独自にネットショップを立ち上げるほうが総合的にみてスムーズです。また、SNSやブログから一旦商品ページに誘導したほうが、他の商品との合わせ買いを促す等さまざまな手を打ちやすいという面もあります。

ネットショッピングでも使える?リンク決済を調べてみた まとめ

リンク決済は、購入ページと決済機能のみを提供する比較的新しいサービスです。英会話のオンラインレッスンのようなネット完結型のサービスを始め、レンタルオフィスなどの予約型サービス、オンライン上での寄付金受付などさまざまな形で活用が進んでいます。

ネットショッピングでも、SNSでの集客が大半になっている小規模販売などではリンク決済が活用できるケースも考えられます。SNSとネットショップの二重管理の手間が減るほか、金銭的なコストを削減できる可能性もあります。ただし、配送先情報をどう取得するか等の課題があるため、ある程度以上の規模の一般的なショップであれば、リンク決済ではなく大手モール出店やBASE等のネットショップ作成サービスを利用するほうがさまざまな面でスムーズでしょう。

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