TEL:050-1746-5247。お気軽にお電話ください。

楽天市場クーポンアドバンス設定方法【初心者向け】

ネットショップで購入を迷っているとき、割引クーポンで安くなることが分かって購入を決めたという経験はありませんか?クーポンは、ポイント還元と並んで購入促進効果の高い施策です。しかし、自分のショップではクーポンで充分な効果を上げられていると自信をもって言える方はあまり多くないかも知れません。

今回は、楽天市場でのクーポン運用をラクに、かつ、効果的にしてくれる「クーポンアドバンス」をご紹介します。

クーポン運用の悩み

上手に運用すれば高い効果を上げられる楽天市場のクーポンですが、迷いや悩みを抱える方も多いようです。

「どんなクーポンが効果的か分からない」「クーポンの発行に手間がかかる」「店舗のどこに設置すればよいか分からない」「思ったほど獲得・利用されない」など、お悩みの内容は多種多様です。

RMSからクーポンを発行する手順だけを見ればはそれほど難しいものではありませんが、セールやイベントのスケジュールを確認しながらいつどんなクーポンを発行するか計画を立てるのは意外と頭を使いますし、計画に沿ってクーポンを発行する、発行したクーポンをショップの画面やメルマガに貼り付けるといった一連の作業は積み重なるとけっこうな手間がかかります。また、せっかくクーポンを配布しても思ったほど獲得・利用されず成果が上がらなければ、クーポン運用を止めたくなってしまうこともあるかも知れません。

クーポンアドバンスで自動運用

クーポン運用でお悩みを抱えている方にうってつけなのが「クーポンアドバンス」です。

クーポンアドバンスは「運用型クーポン広告」とも呼ばれ、一言でいうと「予算を設定するだけで、自動でいい感じにクーポンが発行される仕組み」です。

楽天には、ユーザー行動や購買に関する膨大なデータが蓄積されています。このビッグデータに基づき、自動で商品への関心度が高いターゲットを抽出し、最適な形でクーポンを表示できるのがクーポンアドバンスです。

店舗側としては、どんなクーポンが良いのかと頭を悩ませる必要がないだけでなく、店舗のページにクーポンを貼り付ける手間もかかりません。自動運用で一定の成果を期待できるのは非常に魅力的です。

クーポンの表示場所とお客様心理

お客様の購買行動をなぞりながら、従来の店舗発行クーポンとクーポンアドバンスによるクーポンを比較してみましょう。

従来の店舗発行クーポンは、クーポン対象となる商品ページ上に表示されます。検索経由等、なんらかの形で商品ページへたどり着いたお客様に「クーポンも使えてお得だから購入しよう」と購入を後押しする効果が期待できます。

もちろん、商品ページに表示される以外に、店舗のトップページ等に独自にバナーを設置しクーポン獲得URLへリンクすることもできますが、ひとつひとつ手作業で行う必要があるため手間がかかるのが難点です。

一方、クーポンアドバンスで発行されたクーポンは、楽天市場のトップページや検索結果ページに自動表示されます。商品ページへとたどり着く前の段階で表示されるのが大きな強みで、より早い段階でお客様を引き込める効果が期待できます。

特に検索結果画面では、一覧のなかから目ぼしい商品を探そうとしているユーザーに「この商品はクーポンが使えるんだな」と興味を持たせ、他の商品より注目されやすくなると考えられます。

クーポンアドバンスにかかる費用

クーポンアドバンスでは、クーポン獲得単価とクーポン獲得数で課金されます。

例えば、クーポン獲得単価45円、クーポン獲得数が500枚だった場合、45×500=22,500円となります。

現在、クーポン獲得単価は40円〜設定可能です。また、商品個別にクーポン獲得単価を設定することもできます。特に力を入れたい商品がある場合、他の商品よりも高めの単価を設定する等工夫してみるとよいでしょう。

また、上記に加え、クーポンが使用された際の割引原資も店舗の負担費用としてかかってきます。

クーポンアドバンスの設定手順

RMSにログインし、「広告(プロモーションメニュー)」の「運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)」をクリックします。

「キャンペーン」タブの「新規登録」をクリックします。

キャンペーン新規登録画面です。いくつかの入力項目がありますが、特に重要なのは「継続月予算」と「入札単価」です。

継続月予算」は、月間予算です。最低予算額は5,000円です。その店舗の商品データ等を踏まえ、1ヶ月を通してユーザーにリーチするための参考予算が表示されているので、初めてで予算感がよく分からない場合等はぜひ参考にしてみてください。

入札単価」は40円から1,000円まで設定可能です。ここで設定した単価×クーポン獲得数が課金額となります。

なお、ここで40円を設定したら「40円OFF」のクーポンが発行されるということではありません。ここで設定するのは、クーポンが1枚獲得されるごとの課金額になります。

値引率と配信商品設定」は、「自動 最適化」を選択しておくと、対象商品を自動で選定し、最適な値引率が自動で適用されます。

この場合、ビッグデータから算出される最適な値引率によってクーポンが発行されるため、「498円OFF」「159円OFF」等の割引額になることがよくあります。一般的には「100円OFF」「300円OFF」等のキリの良い金額のクーポンが多いのでちょっと不思議な感じもしますが、この一見半端な金額設定もクーポンの注目度に一役買っているのかも知れません。

クーポンアドバンスの対象から除外したい商品がある場合、「除外商品リストの適用」で「適用する」を選択し、のちほど「除外商品」タブから除外商品リストを登録します。

重要な指標「ROAS」

クーポンアドバンスの運用成果は「キャンペーン」タブに表示されている一覧画面でもおおまかに確認できますが、より詳しいデータは「パフォーマンスレポート」タブから閲覧できます。

効果を見ていく上で重要な指標のひとつが「ROAS」です。Return On Advertising Spendの頭文字を取ったもので、広告の費用対効果という意味です。楽天のクーポンアドバンスに限らず、さまざまな広告の成果を見る際に用いられる用語です。

ROASは、投じた広告費に対しどれだけの売上が得られたかを示します。「売上÷広告費×100(%)」の式で求められます。

例えば、クーポンアドバンスに10,000円を予算設定し、クーポンアドバンスから得られた売上が30,000円だった場合、ROASは30,000÷10,000×100=300%となります。

ROASは利益ではなく売上を見るので、ROASが高いからといって必ずしも利益が高いわけではないケースもありますが、投じた広告費がきちんと売上に結びついているかを確認するうえで重要な指標です。

楽天市場クーポンアドバンス設定方法【初心者向け】まとめ

楽天市場でのクーポン運用を自動化する手段として、クーポンアドバンス(運用型クーポン広告)があります。月間予算を決めるだけで、どのユーザーにどの商品の何円引きのクーポンを発行するかという部分は楽天のビッグデータからから自動で設定・運用されます。手間をかけずに高いROASを狙えるクーポン運用手段なので、まだ試していないかたはぜひ一度挑戦してみてください。

 といってもクーポン運営するには、元となる商品がないとだめ。。そ!商品登録代行なら商品登録ドットコムへ

おまけ
 クーポンアドバンス運用もRPP広告運用も、文中にもありますがROAS指標から運用が望ましいです。但し、基本的な部分として単価によってROASの見え方も全然違ってくる事そして、通常の広告運用時もそうですが、広告を何のために利用するのかの根本的な部分を捉えた上での運用が大切です。どんなにROASが高くても、商品単価3,000円で原価率が低い商品だと、見た目で800%のROASであって実質的に赤字になっている事もある。実質的な採算性についてもしっかり考えて運用するのが肝となります。また、実質的に集客し売上に結びつく、つまり値引きも含めたROASで考えRPP同様に集客ツールとして運用するとうまくいくのではないでしょうか。

お問い合わせはこちら
tel:050-1746-5247

関連記事

商品登録のお見積もり大公開中 商品登録事例 EC関連用語ディクショナリー 特集記事一覧 Eストアー ショップサーブ ビジネスパートナー正規代理店

最近の記事投稿

ページ上部へ戻る