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Amazon FBA導入のメリット・デメリットとは

ネットショップを運営するうえで重要な要素のひとつに発送業務があります。店舗にとって負担になりがちな発送業務をサポートするAmazonのサービスFBAは、このところ順調に利用者を増やしています。まだ利用していないが気になっているという方も多いのではないでしょうか。

年々高まる配送重視の傾向

Amazonに限らず、大手モールでは配送重視の傾向が年々高まっています。注文した商品がきちんと届くのは当然のこととして、届くまでのスピード感も問われます。ネットショップを利用するお客様にしてみれば、同じ商品であればより早く届くほうが良いというのは当然の感覚です。

お客様のニーズを受けて、Amazonを含む大手モールは配送クオリティの高いショップを検索順位等で優遇する姿勢を強めています。ショップとしても、店舗運営において配送対策を無視することはできない状況です。

配送対策のひとつの解となるAmazon FBA

よりよい配送体制を整えるにあたって、ぜひ検討したいのがAmazon FBAです。正式にはフルフィルメント by Amazonという名称で、受注・梱包・発送・カスタマーサービス・返品対応といった一連の配送業務を代行するサービスです。

利用するのに一定のコストはかかりますが、商品をAmazonの物流センターに送ればあとは全てお任せすることができ、配送業務の負担を大幅に削減することができます。単に手間が減るというだけにとどまらず、自社対応ではなかなか実現しにくい24時間365日対応が可能である点など、メリットは多数あります。

Amazon FBAのメリット

24時間365日スピーディーな配送が可能

Amazonをはじめとしたネットショッピングは24時間365日インターネット上で注文を受けられる点が大きな特徴ですが、発送業務は人手が必要であるためいつでも即発送ができるとは限りません。そのため、店舗運営者自ら発送を行っている場合、GWやお盆・年末年始などに休業すると注文から発送まで一週間程度かかってしまうケースもあります。

Amazon FBAは24時間365日の対応が可能であるため、そういった店舗の連休の際にも通常通りのスピーディーな配送が実現できます。深夜・早朝の注文にも即時対応可能なため、思った以上に早く届いたと感じるお客様が多く、満足度向上が期待できます。

発送業務の負担を軽減

店舗側としては、発送業務に割いている労力を大幅に軽減できる点もメリットです。連休明けや大型セール時とそうでないときで発送業務の忙しさに波があるという悩みも解決できます。

付随して発生する返品対応やカスタマーサービスもAmazon FBAが吸収してくれますし、商品の保管や梱包作業に必要なスペースの削減にもつながります。

Primeマークによる副次効果

Amazon FBAを利用している商品はPrimeマークの対象となります。Primeマークは一定の出荷・配送品質をクリアしていることを示し、お急ぎ便・当日お急ぎ便・お届け日指定を選択可能です。Primeマーク=すぐ届くというイメージにつながっており、Amazonで買い物をする際はPrimeマークがついているものを選ぶという方が非常に多いです。

Primeマークがあることがお客様の信頼感・安心感につながり、転換率アップが期待できます。

代引き決済が可能になる

Amazonを含むECでの決済手段はクレジットカードが主流ですが、なかにはカードを持たない主義の方やインターネットでカード番号を入力するのに抵抗があるという方もある程度いらっしゃいます。

FBAを導入すると代金引換を決済手段に追加することができます。代引きを選択するお客様は数としてはそれほど多くはないかもしれませんが、決済手段がカードだけの場合は取りこぼしていた層にリーチできる可能性が出てくるのはメリットといえます。

越境ECや他のECサイトにも対応

FBAは日本のAmazonで販売した商品の国内発送だけにとどまりません。FBA海外配送では海外のお客様に向けての発送もできます。日本のAmazonで海外のお客様が購入するケース、また海外のAmazonマーケットプレイスで販売するケースにも対応可能です。

マルチチャネルサービス(MCF)を利用すれば、Amazon以外のECサイトで販売した商品の発送が可能です。複数のチャネルで販売を行いながら、発送業務はFBAに一元化することで業務の効率化につながります。

Amazon FBAのデメリット

金銭的なコスト

FBAでは、商品を発送するごとに配送代行手数料が発生します。配送代行手数料は商品の梱包サイズ・重量によって異なり、最も小さな「小型」(25cm×18cm×2cm以下、250g以下)の場合288円、最も大きな「特大型-4」(三辺の合計260cm以下、50kg以下)の場合5,625円です。

配送代行手数料のほか、倉庫の使用スペースに応じて在庫保管手数料がかかります。また、出品SKU数が一定の基準を超えた場合に発生する大量出品手数料、お客様への返金が発生した場合の返金処理手数料も意識しておく必要があります。

自社配送の場合とのコスト比較には、セラーセントラルにFBA料金シミュレーターが用意されているので活用するとよいでしょう。

対象外の商品がある

Amazonに出品することはできるものの、FBAには対応していない商品があるので注意が必要です。

例えば、室温で保管できず冷蔵管理が必要な食品等はFBAを利用できません。また、ヘアスプレーや殺虫剤スプレーなどのエアゾール製品も不可です。その他、動植物や医療機器・医薬品・金券類等も禁止となっています。詳しくはセラーセントラル内に掲載されている「FBA禁止商品」のページをご確認ください。

冷凍食品に関しては、一定のサイズ基準を満たしセンターの設定温度(-23℃〜-27℃)に適合するものであれば可能ですが、例えば-10℃以上での保存が必要なチルド品などは不可となっています。詳しくはセラーセントラル内の「要期限管理商品および温度管理が必要な商品」をご確認ください。

他モールの配送ソリューション

Amazon FBAに類似する配送ソリューションは楽天・ヤフーショッピングにもあります。

楽天スーパーロジスティクス

楽天スーパーロジスティクスは、楽天市場出店者向けのサービスです。商品を楽天の倉庫に預けて発送業務をアウトソースするという基本的な仕組みは同様ですが、配送費が100サイズまで全国一律380円となっている等、細かい部分で違いがあります。

楽天では2024年から配送品質向上制度の導入が予定されており、配送認定ラベルの取得にあたってスーパーロジスティクスの利用者が増えることが予想されます。

ヤフー出店ストア向けフルフィルメント

ヤフーショッピングでは、ヤマト運輸が提供するフルフィルメントサービスを利用できます。こちらは、ヤフーショッピングではなくヤマト運輸の倉庫に商品を保管する形となります。料金は商品サイズに応じた全国一律料金となっています。

こちらを利用することでヤフーショッピングの配送基準「優良配送」の対象となります。

Amazon FBA導入のメリット・デメリットとは まとめ

EC全体として配送品質重視の流れが強まるなか、Amazonに出品するのであればぜひ検討したいのがAmazon FBAです。商品をFBAの倉庫に預け入れることで配送作業や付随するカスタマーサービス等をアウトソースすることができ、業務負担の軽減に繋がります。また、Primeマークの対象となることで転換率アップも期待できます。利用にはコストがかかりますが、検討する価値のあるサービスといえます。

AmazonのFBA効果は計り知れません、特に配送の速さが売上に左右されるような商材の場合は対応の検討を早期に進めた方が良いでしょう。。とは言っても、Amazonの商品登録も進めなければ行けないしFBA登録も平行してやらないとだし、って店舗様、商品登録ドットコムへおまかせください。商品登録代行 商品登録外注 対応させていただきますので、お気軽にお申し付けください。最近だと、ブランド申請が頻繁にエラーになって多数のブランドを管理しているのに、許可管理が面倒なので任せたい。。。や、通常のマーケットプライスとは違うAmazonECのエラーには疲れている店舗様、Amazon商品登録に関する様々な課題も解決できるかもしれません。

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