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Amazonエラーコード解説 5665 5461 8572 とは

近年、Amazonの商品登録にあたって5665・5461・8572のエラーに悩まされるケースが増えています。従来であれば問題なかったようなケースでも最近はこれらのエラーが頻発して作業が滞り困っている、他のモールでは見られない現象でこれまでのノウハウが通用しないといったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

5665 ・5461・8572はブランドに関連するエラー

Amazonセラーセントラルで商品登録を行う際の5665・5461・8572エラーは、どれもブランドに関連するエラーです。Amazonでは近年ブランドの扱いが厳格化する傾向にあり、出品者の自己申告だけでブランド名のついた商品を自由に登録できる状況ではなくなっています。ブランドレジストリで管理されているブランドはもちろん、それ以外でAmazon側で任意に指定しているブランドも含みます。

これは日本のAmazon.co.jpだけでなく、大元であるアメリカのアマゾンドットコムも同様です。転売や偽ブランド品などによる権利侵害に対して「知的財産権の侵害を申告」フォームを設ける等、ブランドを守るためのさまざまな対策を強化しています。ブランド登録(brand registry)で登録されたブランドに関しては、編集権限をロックして相乗り出品者によるページの書き換えを防ぐ・AIによる侵害品の自動ブロック等が可能になります。

こうした流れの影響で、商品登録の際にブランド関連のエラーが発生しやすくなっています。エラーの発生理由は少しずつ微妙に異なりますが、解決のためにはサポートとのやり取りが必要になる点は共通しています。

Amazonのエラーメッセージは翻訳調でやや分かりにくい面があり、対処しづらいと感じている方も多いかもしれません。ここからはそれぞれのエラーについて詳しく見ていきます。

エラーコード 5665

製品コード免除申請の許可が取得済みであるにも関わらず、商品登録時にブランド名を入力した際エラーコード5665が出るケースがあります。つまり、ブランド名において許可されてない場合に、下記の手順で許可を得る必要があるエラーが5665エラーとなります。

エラーメッセージでは、「ブランドネームポリシーに準拠していることを確認のうえ、登録商標の場合はブランドレジストリへ登録を、そうでない場合はサポートへ連絡し5665 エラーを報告してください」という旨が表示されます。

サポートへ連絡すると、ブランド名と商品画像を送付するよう指示されます。この際、ポイントとなるのが商品画像にブランド名が「恒久的な状態」で印字されていることです。

恒久的な状態とは、要はシールなど簡単に剥がしてしまえるようなものではなく、印刷されたブランドタグが付いている、商品に直接ブランド名がプリントまたは刻印されているなどの形であることを意味します。もしくは、商品自体に印字するのが難しい小さなパーツ等であればパッケージの箱や袋に印字されているということでも可です。

送付する写真は正式な商品写真でなくても構いません。スマホ等で平置き・手持ちなど撮りやすい形でブランド名が分かるように撮影すればOKです。

ケースバイケースですが、例えばアパレル系以外の商品で紙タグが認められなかった等の事例もあるようです。5665エラーの解消は一度却下されたら終わりというものではないので、万一却下されても別の写真で再度申請しブランド表記を示せれば解決できます。

エラーコード 5461

エラーコード5461も、ブランド名の入力時に発生するエラーです。こちらは出品者がブランド所有者に関連付けられていないために発生します。つまり、アマゾン側にブランド名が存在しない場合のエラーが5461となり、申請内容によってはJANがあっても取引関連・契約書関連の書類などの請求されるケースもある。また、このエラーの場合は、メーカーや問屋等で正規の取引を行っている場合でも解除がこんな場合もあり近年より難しくなっている実情がある。

以前は同じ状況でこのようなエラーは発生しなかった、という方も多いかもしれません。かつては商品登録時にブランド名を入力すればそのまま通っていましたが、現在では商品の画像を送るなどしてAmazonの承認を得る必要があります。

5461エラーをサポートに報告すると、下記の内容を提出するよう指示されます。

・ブランド
・メーカー
・商品説明
・カテゴリー
・SKU
・UPC/EAN/JAN
・5461エラーのスクリーンショット(ブランド名・日付・タイムスタンプが必要)
・商品の画像

商品の画像は下記の内容が求められます。

・正面と背面
・ブランド名を含む
・バーコードを含む
・梱包状態と未梱包状態
・服&ファッション小物の場合は折りたたんでいない状態

5665エラーと同様、ブランド名は恒久的な方法で印字されている必要があります。

エラーコード 8572

エラーコード8572は、新規出品時に発生するJANコードに関するエラーです。JANコードが正常であってもGS1によって登録されていない場合などに発生します。

解決には、5665・5461と同様サポートへの連絡が必要です。提出を求められる情報はブランド所有者である場合とそうでない場合によって異なります。

ブランド所有者である場合
・GS1発行の証明書のコピー(正式名称・販売業者名・関連付けられている製品コードプレフィックスが示されているもの)
・上記に記載の正式名称・販売業者名とブランド名の関係を示す証拠

ブランド所有者でない場合
・メーカーまたはブランドの書状または契約書のコピー(製品コードが有効かつメーカーまたはブランドの所有物であること、もしくは、製品コードの使用が許可されていることを示すもの)

GS1とは、EAN協会を前身として1977年に創設された流通コードの管理を行う国際機関です。13桁のJANコードのうち、最初の7桁もしくは9桁はGS1事業者コードというどこの国のどんな事業者かを示すものになっています。

一部の悪質業者が全く無関係の第三者のJANコードを勝手に使用して商品登録しているような状況があり、その対策としてこうしたエラーコードが設定されたと推測されています。

単にブランドロゴを含む商品画像を送れば良い5665・5461と比べて、証明書や契約書などのコピーを求められるため解決の難易度はやや高くなります。もし手元にない場合は再発行の手間と費用がかかる場合もありますし、どうしても用意できない場合どのようなもので代替可能かはその都度Amazon側の判断次第となるようです。

Amazonエラーコード解説 5665 5461 8572 とは まとめ

Amazonでは近年ブランドの管理が厳格化しており、商品登録にあたってブランドに関連する5665・5461・8572のエラーが頻発しています。これらのエラーの対応にはサポートとのやり取りが必要で、解決にはある程度の時間と手間を要します。かつてのようなブランド名を入力すればそのまま通るという状況ではなくなっており、ブランド名を使用してAmazonで販売を行う場合には商品開発やパッケージングの段階からこうした内容を意識しておく必要があります。

 Amazonのエラーコードが頻発しても、紐づけや既存ブランド品の新規商品登録などのAmazon商品登録代行は検討するべき作業の1つかと思います。手間もそうですが近年のエラー頻発にも外注の場合では、時間コストは単価で吸収できるので、社内でやきもきするならAmazon商品登録外注という手も検討頂ければと思います。また、アマゾン商品登録代行と合わせてエラー系申請代行も対応可能なので、面倒な申請を度々やっている場合はご相談くださいね。

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