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楽天市場の画像規約を今更確認してみた 2023年版

商品ページのメイン画像は、お客様の商品に対する印象を決める最も重要な要素と言っても過言ではありません。商品ページへ訪れてもらうため、さまざまな工夫を凝らしてメイン画像を作成している店舗も多くなっています。

楽天市場では、商品画像の作成・登録にあたってガイドラインが定められています。当サイトでも2020年に「楽天市場の画像規約(商品画像登録ガイドライン)をもう一度見直してみた」という記事を掲載していますが、今回改めて最新の状況を踏まえて解説します。
初稿:2023/7/31
追記:2023/10/29
追記:2024/3/16

基本中の基本「商品画像登録ガイドライン」

楽天での商品画像作成ルールは「商品画像登録ガイドライン」で定められています。「商品画像登録ガイドライン」は、店舗運営Naviから確認できます。この記事でポイントとなる点について解説しますが、ぜひ一度ガイドライン本文にも目を通していただけるようお願いいたします。

商品画像登録ガイドラインに違反した場合、違反点数5点のペナルティとなります。年間累積点数が一定以上になるとランキング掲載制限・検索表示順位ダウン等の制限が発生するのでご注意ください。

テキスト要素占有率

商品画像に配置するテキストは、全体の20%以内と定められています。商品画像全体を10マス×10マスの100マスに区切ったときに、そのうちテキスト要素を含むマスが20以内=テキスト要素占有率20%以下であればOKです。

商品名・ブランド名のほか、「国産」「綿100%」など商品の特徴・スペック、「送料無料」「ポイント10倍」などの販売促進文言などがテキスト要素の代表例です。

こちらの例では、全100マスのうちテキスト要素が入っているのは12マスなので占有率12%=OKです。

枠線

商品画像全体を囲む・L字型に囲む・帯状に配置する、いずれの形であっても枠線の使用はNGです。

こちらは文言の部分に帯状の枠線を敷いているのでNGです。

背景

背景は、商品と一緒に撮影された背景、もしくは白抜きであればOKです。

こちらは、Tシャツの写真を切り抜いて黄色いイラストに合成しているためNGです。

切り抜き合成は、色違いの商品をカラーバリエーション表現のために切り抜いて配置するのはOKです。

OK?NG?迷いやすいケース

商品画像登録ガイドラインに適合するかどうかの具体例は、「商品画像登録ガイドラインの説明と事例集」というページにも掲載されています。そのなかで、迷いやすいケースについていくつか紹介します。

テキスト要素占有率

スカートのカラーバリエーションを四角形のサムネイルで示しています。こうした表現はOKです。テキスト要素としてもカウントされません。

商品そのものの写真にラッピングした状態の写真を合成しています。パッケージやラッピングの合成はOKです。テキスト要素としてもカウントされません。

先ほどの写真に人物の写真を合成しています。商品を着用・使用していないモデルとの合成はそれ自体がNGではありませんが、テキスト要素としてのカウント対象になるので注意が必要です。

枠線

縦長の写真に余白をつけて正方形にしています。このようなケースは枠線とはみなされません。横長の写真に余白をつける場合も同様に問題ありません。

少しスペースをあけて枠線を引き、少し透過させています。このように外枠ぴったりでない場合も枠線とみなされ、NGです。

背景

トウモロコシの写真と、別に撮影されたトウモロコシ畑の写真が合成されています。このような例は商品関連性がないとみなされNGとなります。

写真を合成する場合の「商品関連性」は最も判断が難しい部分ですが、基準としては下記のようになります。
・OK:商品を使用・着用している(商品の帽子とその帽子を着用したモデル)
・OK:その商品によって作られたもの(商品のホットサンドメーカーとそれを使って作られたホットサンド)
・NG:利用シーンを連想させる写真(商品の食器洗剤とキッチン)
・NG:産地を連想させる写真(商品のポテトチップスとジャガイモ畑)
・NG:原材料の写真(商品のリンゴジュースとリンゴ)

楽天SKUプロジェクト SKU画像 ガイドライン

楽天SKUプロジェクトへの移行後の対象店舗が徐々に増える中で、SKU画像に関しても設定されているお店が増えてきました。まだまだこれからではありますが、基本的な楽天市場 商品画像 ガイドライン については、SKU画像の内容も基本的に同じ内容となります。但し、一部第一画像に一番安い金額の画像やテキスト文字を入れなければならないなどの規制もあるので、下記の楽天SKUガイドラインの中のSKU画像にてチェックをしてくださいね。

ガイドライン判定ツール

画像がガイドラインに適合しているかどうかは、RMSから確認できます。

個別判定

商品編集画面のメイン画像の箇所に「画像判定」ボタンがあります。

ボタンを押すと別ウィンドウで画像判定ツールが開き、テキスト要素占有率・枠線・背景の条件を満たしているかどうかが表示されます。こちらの例では、3つの条件すべて「◎」となっておりガイドラインに適合していることがわかります。

一括判定

複数の画像を一括して判定することも可能です。RMSの店舗設定 – 5 画像・動画登録 – 画像一括登録/削除/商品画像一括判定 に進みます。

「商品画像一括判定依頼」をクリックします。

チェックしたい画像のURLを記載したCSVファイルをアップロードします。一度に最大200件までチェック可能です。

判定結果は、先ほどのメニューの「商品画像一括判定履歴」から確認できます。

商品画像判定レポート

RMSに登録している商品画像は定期的にチェックが行われ、レポートが作成されます。

メニューから商品画像判定レポートに進むと、実施済の判定結果がダウンロードできます。Zipファイルをダウンロードし解凍すると、全体的な結果(◎・△・×・エラーの件数)を示すsummary.csvと各画像の判定レポートreport_1.csvが確認できます。

SKUプロジェクトにおける画像規約

楽天市場では現在SKUプロジェクトが進行中です。SKUプロジェクトとは、これまでそれぞれ別の商品ページを作成していたサイズ違い・色違いなどの商品を1つの商品ページ上で販売できるようになるものです。

例えば、ドライフルーツの200g入り・500g入り・1kg入りの商品がある場合、これらを1つの商品ページにまとめることができます。

SKUプロジェクトの移行後は、従来の商品画像のほかに「SKU画像」を登録できるようになります。商品のSKU(例えばサイズ・カラー)ごとに設定するSKU画像についても、商品画像登録ガイドラインの対象となるので注意が必要です。

また、価格の異なるSKUを1つの商品ページにまとめる場合、第1画像には最も安いものの仕様を画像または文字で含めるというルールがあります。先ほどのドライフルーツの例でいえば、「200g」の表記もしくは200g入りのパッケージ写真を第1画像に含める必要があります。

楽天市場の画像規約への画像加工対応について

 楽天市場の画像規約対応では、現在まで楽天に出店されていてこれから画像加工を実施するという店舗はほぼいないかと思います。Yahoo!ショッピングや自社サイトなどから楽天市場へ移行又は新規出店する時に、画像規約や楽天市場のSKU画像への対応などが迫れる場面としてあります。自社サイトでは案外サムネイルを目立たせる理由があまりないので画像規約違反になりそうな画像が少ないです。また、Yahoo!ショッピングからの移行についてもYahoo!の画像ガイドラインがほぼほぼ楽天市場の画像ガイドラインと同等な事からここでもそこまでひっかかる事がなくなってきました。但し、パンフレットや卸サイト、卸元サイトからの画像などにサムネイル画像に余計な文字が入っている事から除去が必要な事や、背景として入り込んでいる色や画像等が、画像判定にひっかかる場合もありますので、これらの場合は楽天市場の画像ガイドライン(画像規約)に乗っ取って画像加工をする必要があります。

楽天市場の画像規約を今更確認してみた 2023年版

楽天市場の商品画像は、商品画像登録ガイドラインに沿って作成することが求められます。ガイドラインのポイントとしては、テキスト要素占有率・枠線・背景の3つがあります。商品画像の訴求力を高めるためのさまざまな工夫はガイドラインの範囲内で行いましょう。厳しい制約があるAmazonに比べるとまだ工夫の余地はあります。また、SKUプロジェクト関連で、SKU画像もガイドラインの対象となることに注意してください。

 といっても・・・画像の修正は面倒、大量に画像があるがどれから手につけていいかと途方にくれている店舗様、そして一括である程度メイン画像を20%以内での文字入れやロゴいれなど、まだまだやりたい事が沢山あるが全く対応出来てない。そんな店舗様!大量画像加工の代行はお任せください。また定期的に商品登録しているんだけど、依頼したい。お気軽にお声がけください。勿論、商品登録ドットコムですので、 商品登録代行 商品登録外注 はお手の物ですのでついでにこんな事できる?のご相談ください♪

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