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楽天市場の画像規約(商品画像登録ガイドライン)をもう一度見直してみた

楽天市場の商品登録ではさまざまな情報を入力しますが、なかでも最も訴求力が大きいのが画像です。ひと目で直感的に情報を伝えることができるので、ぜひ効果的に活用していきたいものです。

気をつけなければいけないのが画像規約です。お客様にアピールするためのさまざまな工夫も、定められているルール(商品画像登録ガイドライン)の範囲内で行う必要があります。楽天市場画像加工には慣れているという方も、この機会に一度基本を見直してみましょう。

2023年版の最新版をUPしましたので、こちらも合わせてご確認ください。「楽天市場の画像規約を今更確認してみた 2023年版

楽天市場画像加工の基本ルール

画像登録の概要

楽天市場ではひとつの商品につき最大20枚の画像を登録できます。RMSの商品個別登録画面では、初期状態で画像3枚分の登録欄が表示されており、「商品画像(4)以降を表示」をクリックすることで4〜20枚目の登録欄を表示させることができます。

楽天市場 商品画像登録ガイドライン

登録した画像は、商品画面ではこのようなイメージで表示されます。

画像は、クリックすると拡大して表示されます。

画像登録のルール

商品画像は、R-Cabinetか楽天GOLDに格納します。画像ファイルには下記の制限があります。

・2MB以内
・1600×1200ピクセル以内
・ファイルの種類は、jpg、gif、アニメgifのみ(ただしGOLDにアップしているpngはOK)

ファイルサイズは、R-Cabinetや楽天GOLDの容量上限もあるため、見た目に画質が劣化しない範囲で可能な限り抑えるとよいでしょう。

 画像の縦横サイズは、商品ジャンルにもよりますが、拡大して細部を確認したいお客様のニーズを考え、上記の制限内でなるべく大きなサイズのものを用意するのがおすすめです。

 なお、画像登録欄の下に白背景画像の登録欄があります。白背景画像は商品ページには表示されませんが、各検索サイトやカタログへの表示、画像検索などに使われます。可能であれば用意しましょう。

 → 楽天市場商品登録詳細はこちら

商品写真撮影のコツ

商品写真を自分で撮影する場合、必ずしも高価な一眼レフを使う必要はなく、コンパクトカメラやスマホのカメラでも工夫次第で十分な写真が撮れます。

 室内の蛍光灯など普通の照明器具の下で撮るよりも、自然光が入る明るい場所で撮ったほうが魅力的な写真になります。本格的な撮影ではフラッシュを使うイメージがあるかもしれませんが、使いこなすのが難しいため、フラッシュはOFFにします。また、カメラの明るさ(露出補正)やホワイトバランスの設定に注意し、自然な色ではっきりと写せるように調整します。もちろん、しっかりとピントが合っていることが大前提です。

 商品の使用シーンを連想させるような演出用の小物を加えたり、人物モデルを使ってサイズ感や着用イメージを分かりやすくするのもおすすめです。

最も重要なのは1枚目の商品画像

 最大20枚の商品画像のなかでも最も重要なのが1枚目の画像です。買い物をしようと楽天内検索を行った際、検索結果に表示されるのは1枚目の画像と商品名・価格・店名等です。文字で表示される価格等の情報よりもやはり画像が最も直感的なので、詳細ページへ進んでもらうためには画像が目を引くものであることが非常に重要です。

 1枚目のサムネイル画像は、様々な利用のされ方をするのでとても重要な入口画像となります。


・楽天アフィリエイトの1枚目画像
・楽天RPPの広告表示
・楽天が独自に露出をかけているリマーケティングでのgoogleやcriteo、Yahoo!広告などへの露出も1枚目サムネイルです。
・現在スマホで各商品ページ下へのオススメ画像表示もやはり、1枚目画像が利用されています。

1枚目の画像が楽天の規約制限によって魅力が落ち、その分売上を落としている店舗があります。楽天の規約に順守しつつ魅力的な画像の作成が求められます。

 素材となる写真そのものの良さに加え、画像加工によって商品をより魅力的に表現していくことが求められます。

商品画像登録ガイドラインを確認しよう

楽天でショップを運営するにあたり、必ず確認しておきたいのが「商品画像登録ガイドライン」です。2018年に発行されたこのガイドラインは、検索結果ページのユーザビリティやSNSでの情報シェアを意識して定められたもので、第1商品画像の加工基準を明示しています。

テキスト要素の占有率

楽天では、1枚目の商品画像に文字入れすることが認められています。ただし、テキスト要素の占有率は20%以下とするのがルールです。

 占有率とは、商品画像を縦横各10マスの計100マスに区切ったとき、文字が含まれるマスの割合を指します。

テキスト要素として含まれるものの例には、下記が挙げられています。

・ロゴ(商品・ブランド・企業)
・商品名
・商品のスペック情報や特徴
・販売促進文言やキャッチコピー など
たくさん盛り込みたくなりますが、多くの情報を占有率20%以下のルールに収めようとすると文字サイズが小さくなりすぎてしまいます。ブランドロゴや商品名のほか、「50%OFF」「送料無料」「ポイント10倍」「日本製」「ランキング1位」などのキーワードから、優先順位をつけ、特にアピールしたいものを入れ込みましょう。

枠線

枠線は、画像の4辺を囲むもの・L字型のもの・帯状のものどれもNGです。

枠線でない表現であっても、それに近しい装飾である場合はガイドライン非適合と判断される場合もあります。枠や帯、それに似た表現は避けるようにしましょう。

背景

背景は、写真背景か単色白背景のみが認められています。

 写真背景とは、商品と一緒に撮影された背景を指します。別の写真を背景として合成したものはNGです。また、合成でなくても、白以外の色のベタ塗りと同等に見えるものもNGです。

 カラーバリエーションを表現するため、切り抜いた色違いの商品を合成するのはOKです。

アニメーションGIF

アニメーションGIFは、1枚目の商品画像への登録はNGです。動きのあるアニメーションGIFを掲載すれば検索結果一覧で非常に目立ちますが、ガイドラインで認められていないので、もし使っている場合は別のものに差し替えましょう。

 なお、商品説明文・販売説明文へのアニメーションGIFの挿入は問題ありません。例えば装着方法の説明など、アニメーションGIFが効果的な場合は多々あります。ルール上問題ない範囲であればぜひ活用していきましょう。

規約違反はどうなる?

商品画像登録ガイドラインは、2019年8月に遵守必須化、2020年9月より違反対象化というスケジュールになっています。

 違反した場合、取扱禁止商材・禁止行為ガイドラインの「Ⅱ-(9)-35 商品画像登録ガイドラインに反する行為」にあたる場合があるとされています。これは違反点数5点になります。個別的な事情により一律ではない措置が講じられる場合もあるようですが、基本的には今後はガイドライン遵守は必須事項となります。

 ガイドライン発行からすでにある程度時間も経っているため内容を認識している方が多いとは思いますが、違反対象化となる期日も迫っており、この機会にぜひ見直しておくことをおすすめします。

楽天市場画像加工はルール内での工夫がポイント

楽天の画像加工ルールは、背景は完全白抜きのみ・文字入れNGのAmazonと比べるとまだショップ側の工夫の余地が残されているといえます。最も訴求したい点、他店との差別化が図れる点はテキスト占有率20%以下のルール内でぜひアピールしていきましょう。また、カラーバリエーションがあるものは1枚目の画像に入れ込むと分かりやすく効果的です。

 また、商品画像2枚目以降の商品画像もおろそかにすることなく、ページ全体として商品の魅力を十分伝えられるよう構成や内容をしっかり吟味して作成しましょう。同じ商品であれば、より詳しく紹介されていて信頼感のあるページから買うというのが利用者側の心理です。

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