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楽天市場の知らないですまされない超減点の罠

楽天市場で売上をあげていくためには、お店の商品ページへ多数のアクセスを集めることが欠かせません。なかでも楽天サーチ(楽天市場内でのキーワード検索)にヒットするための対策は非常に重要ですが、規約で禁止されている手法もあるため注意が必要です。

今回は、大幅な減点対象となるNG手法を中心に紹介します。知らずしらずのうちに超減点の対象となってしまうことがないよう、ぜひ一度ご確認ください。

ヒント:楽天市場 SEO対策はこちらを参考に

楽天検索対策の重要性

お客様が商品ページへ到達するまでの経路はさまざまなものがあります。楽天市場の内外で表示される広告経由、ショップが発行するメルマガ経由、ブラウザのブックマーク経由、Twitter・InstagramなどのSNS経由などがあげられ、数多くの流入経路を確保することがアクセスアップに繋がります。

そのなかでも、アクセス数の約6割を占めると言われている最も重要な流入ルートが楽天サーチ(楽天のキーワード検索結果)です。楽天サーチへより多く露出させることがクリック数アップにつながり、ひいては注文数・売上アップにつながります。

最近ではスマホでのアクセス特に、アプリでのアクセスが多く(アプリ購入で0.5%ポイントUPなどのSPUなどの販促対策などが行われ誘導されている)店舗への商品へたどり着くための検索は第一の窓口であり、楽天市場の検索エンジンを制する事で売上を獲得できると言っても過言ではありません。但し、Google SEO とも似たようなロジックではありますが、ユーザービリティに関わる指標が軸になっている事を忘れないようにする事が重要です。では、楽天のユーザーにとって良い検索エンジンの形とは、検索結果にて、検索ワードしたワードの合致、売上、レビュー指標、アクセス数、等が上げられます。つまり、単純にキーワードの挿入だけが楽天のSEOではない事を前提に現在楽天でやってはいけない楽天規約を念頭に対策を進めなければなりません。

やってはいけない検索対策

楽天サーチでヒットしやすくするための検索対策は楽天SEOとも呼ばれ、ネット上ではさまざまな手法が紹介されています。参考になる情報も多いですが、なかには2021年現在では古くなってしまい効果が期待できないものや真偽不明の情報も散見されます。

特に気をつけたいのが、楽天の規約で不適切とされている手法です。そうした手法は違反点数制度の対象となりペナルティを受ける場合もあります。ペナルティは年間の累積違反点数によって決まり、最も軽い違反レベルⅠの場合ランキング掲載制限7日・検索表示順位ダウン7日等の制限を受けます。

違反点数制度の詳細や関連するガイドラインは楽天の「店舗運営Navi」内に掲載されているので、ぜひ一度ご確認ください。

この記事では、さまざまな違反対象行為のなかから特に注意したいものについてピックアップしてご紹介します。

超減点につながるNG例

大きな減点に繋がるNG行為のうち、検索順位やアクセス数アップを目的としてやってしまいがちな3つのものを見ていきましょう。

これらはすべて違反点数「35」とされています。年間累積違反点数35は違反レベルⅠにあたり、ランキング掲載制限・検索表示順位ダウン・一部媒体掲載制限・講習制度の対象となります。充分注意してください。

直接関係のないワードの記載

その商品とは直接関係のないブランド名やタレント名などを記載するのはNGです。

「○○風」「○○好きの方に♪」(○○は特定のブランド名)といった表記をキャッチコピーや説明文などに記載する手法は、○○の商品を探しているユーザーの目に止まらせる効果を狙ってフリマアプリなどでよく見かけますが、楽天では違反対象となる行為です。

また、「ドラマ○○で使用」「有名タレント○○さんが愛用」「雑誌○○に掲載」などの表現もNGです。著作権・肖像権・パブリシティ権といった他人の権利を侵害することがないよう注意しましょう。

もちろん、コラボ商品や直接許諾を得ている場合など、問題のないケースもあります。

隠し文字

背景色と同じ文字色でキーワードを入れる、視認できないくらい小さいフォントで文字記載する等の行為はNGです。何ピクセル以下というはっきりした基準は設けられていませんが、お客様への情報提供という本来の目的から外れないよう注意してください。

背景色と全く同一ではないがごく近い色の読みづらい文字で大量のキーワードを掲載している店舗も実際に見かけますが、ルールの趣旨を考えれば同じ色ではないからOKとは考えにくいです。

なお、htmlソースの一部をコメントアウトするのは隠し文字にはあたりません。

同一商品の複数登録

検索結果画面に表示される商品のうち、自店舗の商品が数多くを占めていればそれだけお客様を自店舗へ誘導できる可能性が高まります。このことから、同じ商品のページをたくさん作成すればお客様をたくさん呼び込めると考えてしまいがちですが、販売条件がすべて同一の商品を複数登録するのはNGです。

お客様の立場で考えれば、複数の店舗・商品を比較検討したいのに同じ店舗の同じ商品が大量に表示されていては時間のムダになってしまいます。楽天としても「検索機能が使いづらい」という批判を重くみており、全く同一の商品を複数登録する行為は違反行為としています。

ただし、サイズや色などが異なる商品を別ページで作成することは問題ありません。

他にもある減点ケース

楽天サーチ対策としてやってしまいがちな行為のほかにも、商品訴求のうえで気をつけたい減点ケースを紹介します。

薬機法関連

健康食品・化粧品・ペットフード・健康雑貨・健康器具などでは、薬機法(旧薬事法)に抵触する表現に注意が必要です。店舗運営Navi内でNGワード集がダウンロードできるので、上記にあたる商品を扱う場合にはぜひ確認しておきましょう。

化粧品を例に取ると、「美白」「デトックス」などがNG表現となっています。広告などでよく見かける表現ではありますが、化粧品では「薬食発0721第1号」で示されている効果効能以外の標榜はできません。

迷信・非科学的表現

「○○病が治った」「○○病に効く」等、具体的な病名・症状に効果効能があるように言い切る表現はNGです。はっきりと言い切っていない場合でも「ガンが治ると言われています」「虚弱体質が改善されるかも」等のように身体への効果効能を標榜する場合は違反対象となります。

開運グッズ・パワーストーン等の場合「金運がアップします」「恋愛運が上がって必ず結婚できます」等はNG、「金運が上がると言われている」「良縁に恵まれると言い伝えられている」等はOKです。

最上級表現・表示

「No1」「トップ」「日本一」「最安」等の最上級表現は非常にインパクトがありますが、用いる場合には客観的証明物を確保し許可などを得て併記する必要があります。証明物は、会社パンフレットや新聞の記事広告ではなく、第三者機関で調査・発表されたものや各協会団体が発行した調査資料など客観性のあるものが求められます。

なお、「最安値に挑戦中」という表現は現時点で違反点数制度の加点対象にはなっていません。

他店舗との比較

楽天内の他店舗との価格・サービスの比較行為はNGです。具体的な店舗名を明示せずイニシャルや伏せ字などであっても、その店舗を特定できる状態であれば対象となります。

なお、この規定は比較内容が事実であるかどうかを問いません。実際にライバル店よりも安い価格で販売していたとしても、「楽天内人気ショップA店より安い」(Aはイニシャル表記)などと記載するのはNGです。

楽天市場の知らないですまされない超減点の罠 まとめ

楽天での売上アップには、商品ページへのアクセスアップが不可欠です。アクセスを集めるためにはさまざまな対策がありますが、楽天の規約に抵触しないよう注意が必要です。特に「直接関係のないワード記載」「隠し文字」「同一商品の複数登録」などの行為はついやってしまいがちであるうえに違反点数も高く、充分注意が必要です。検索対策以外にも、薬機法や不当景品類及び不当表示防止法など関連する法令・規約などに抵触することがないよう、店舗運営Naviの禁止行為ガイドラインなどを充分確認しておくことが大切です。

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