- 2023-8-23
- Yahoo!ショッピング
- 5のつく日, EC, Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングの代表的なイベントのひとつに「5のつく日」があります。定期的に開催されているためお客様の認知度も高く、Yahoo!ショッピングでの買い物はできるだけ5のつく日にまとめて行うという方も少なくありません。
店舗としても、5のつく日の盛り上がりを売上アップにぜひ活用していきたいところです。
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5のつく日とは
5のつく日は、Yahoo!ショッピングで毎月5日・15日・25日に開催されている販促イベントです。イベントページからエントリーし指定の支払い方法で支払った場合、付与されるポイントが+4%となります。通常時と比べて多くのポイントを獲得することができるため、お客様にとっておトクなお買い物のチャンスとなっています。
また、イベント開催日が5日・15日・25日に固定されていて、「5のつく日」というシンプルで分かりやすいネーミングがされていることもポイントです。大手モールのイベントは楽天のお買い物マラソンやAmazonプライムデーのように不定期開催となっているものが多く、お客様からすると「イベントのときに買えばおトクなのは知っているが次にいつイベントがあるか分からない」という面があります。その点、5のつく日は次はいつという見通しが立てやすく、急ぎでない買い物は5のつく日に注文する等、活用しやすくなっています。
PayPay経済圏
5のつく日の盛り上がりを考えるうえで見逃せないのが「PayPay経済圏」です。Yahoo!ショッピングやスマホ決済のPayPayを含むソフトバンク系列には、クレジットカードのPayPayカード、モバイルのSoftBank・Y!mobile、ふるさと納税のさとふる・ふるなび等幅広いジャンルにまたがるさまざまなサービスがあります。
こうしたソフトバンク系列のサービスを利用することで、PayPayポイントをより効率的に貯めることができます。このように、PayPayポイントを貯めたり使ったりできるソフトバンク系のサービス全体を「PayPay経済圏」と呼びます。
同様に、楽天ポイントを貯めたり使ったりできる楽天市場・楽天カード・楽天モバイル・楽天銀行などは「楽天経済圏」と呼ばれます。
昨今の物価高騰の流れもあって、ポイントを効率的に獲得・活用する「ポイ活」は多くの人に広まりつつあります。PayPay経済圏の住人にとって注目度の高い「5のつく日」は、今後ますますの盛り上がりが期待できます。
5のつく日に行いたい施策
PayPay経済圏の住人をはじめ、多くの集客が期待できる「5のつく日」は店舗としても見逃せないチャンスです。ぜひ効果的な施策を実施し、売上アップを目指しましょう。
クーポン発行
5のつく日に合わせてクーポンを発行することで、集客・購買率アップが期待できます。
クーポンは、ストアクリエイターProのツールメニューの クーポン – クーポン新規発行 から発行することができます。
値引きタイプは「100円引き」のような定額値引き・「5%引き」のような定率値引き・送料無料 の3種類から選べます。注文金額または注文個数が一定以上の場合に使用可能とする、指定した商品のみ使用可能とする等、細かい条件設定も可能です。
公開範囲を「表示」に設定することで、商品ページやカートに自動的にクーポンが表示されます。
毎回5のつく日にはクーポンを発行したいという場合、上記の方法で1件ずつ手動で発行するのは手間がかかります。STORE’s R∞（ストアーズ・アールエイト）を使えば、一括定期キャンペーン登録という形で毎月5のつく日・ゾロ目の日・日曜日にまとめてクーポンを発行することができます。
クーポン対象となるユーザーは「ソフトバンクスマホユーザー」「Yahoo! JAPANカード会員」「Yahoo!プレミアム会員」の3タイプから選ぶことができます。
店舗独自ポイントの設定
5のつく日にはエントリー＆指定支払い方法で4%のポイントが付与されますが、上乗せして店舗独自ポイントを設定することで他店舗と差をつけることができます。
ポイント倍率の設定は、ストアクリエイターProのツールメニューの 設定 – ポイント倍率設定 から行います。倍率と期間を設定し、直近2件まで設定することができます。
購入者がYahoo!プレミアム会員の場合、「倍率」と「プレミアム倍率」の合計ポイント倍率が適用されます。プレミアム会員を対象に重点的に対策したい場合はプレミアム倍率も活用するとよいでしょう。
メルマガ・LINE配信
5のつく日に合わせてメルマガ（ストアニュースレター）やLINEを配信するのも効果的です。
メルマガの配信は、ストアクリエイターProのツールメニューの ストアニュースレター – ニュースレター作成・管理 から行います。新規作成ボタンを押すと上記の画面に進み、1.基本情報入力 から 7.配信予約 まで順を追って作成します。
LINEは、ストアクリエイターProではなくLINE公式アカウントの管理画面から配信設定を行います。
メルマガと比べて文字数が限られることもあって、LINEでは要点を押さえた簡潔な内容が好まれるようです。絵文字を活用して親しみやすさを出すほか、リッチメッセージやカードタイプメッセージを活用して画像のビジュアルで訴えかけるのも効果的です。
バナー掲出
店舗トップページに5のつく日のバナーを掲出することで、イベントの賑わい感を演出することができます。
トップページへのバナーの掲出は、ストアクリエイターProのツールメニューの ストア構築 – ページ編集 から行います。
左側のサイトマップで「ストアトップ」が選択された状態で「編集」ボタンを押すと上記の画面に進みます。「基本情報」タブはPCトップページ、「スマートフォン用情報」タブはSPトップページを編集することができます。5のつく日のバナーやリンク先URLはストアクリエイターProのキャンペーン情報ページに掲載されています。
2023年8月からの内容変更
2023年8月5日に開催の「5のつく日」から、付与内容が変更となります。
2023年7月25日まではPayPayポイントが付与されていましたが、8月5日からはヤフーショッピング商品券の付与となります。付与割合（4%）は変更はありません。
ヤフーショッピング商品券とは、Yahoo!ショッピングで使用できるお買い物券です。
PayPayポイントは例えばPayPayのキャッシュレス決済に対応している街のコンビニでの支払い等でも使用することができましたが、2023年8月以降は5のつく日で獲得したポイントはYahoo!ショッピング内でしか使用できないことになります。
PayPayポイントの使用範囲の広さに魅力を感じていたユーザーにとっては残念な変更となってしまっていますが、もともとYahoo!ショッピングでもらったポイントはYahoo!ショッピングでしか使わないという方にとっては特に影響はなさそうです。今後も引き続き、5のつく日には多くの集客が期待できるのではないでしょうか。
いまさら聞けないYahoo!ショッピングの「5のつく日」活用方法とは まとめ
5のつく日はYahoo!ショッピングで定期的に開催されている販促イベントです。お買い物で獲得できるポイントが通常よりも増えるため、PayPay経済圏の住人を中心に多くの集客が見込めるイベントとなっています。店舗としては、クーポン発行や店舗独自ポイントの設定・メルマガやLINEの配信・イベントバナーの掲出等を行うことでより一層の成果が期待できます。これまで対策が行えていなかった方は、ぜひ今回の情報を参考にできる範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。
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