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支払い方法を完全ガイド:あなたのネットショップで導入すべき最適な選択肢

普段、ネットで買い物をするときにどんな支払い方法を選んでいますか?ネットショップを運営する側としては、お客様はどのような決済手段を必要としているか、どんなものを用意しておくべきかという点は悩みのひとつかもしれません。

決済手段不足による離脱という課題

引用:https://www.sbpayment.jp/news/press/2024/20240718_001374/

SBペイメントサービス株式会社が2024年に行った調査によると、ECサイトで物品を購入する際よく利用する決済手段がなかった場合どうするかという質問に対して、過半数の人が「ほかのショップで買う」「購入をやめる」「実店舗で買う」等、離脱すると答えており、「利用可能な支払い手段で買う」という人は30%程度にとどまっています。

購入の最終段階まで来ているにも関わらず、希望する決済手段がなければお客様は離脱してしまう可能性が高いということが分かります。ネットショップとしては、お客様のニーズに応え離脱を最小限に抑えるため、支払い方法の選択肢をしっかり用意しておくことが重要です。

ネット購入での決済手段ランキング

引用:https://www.sbpayment.jp/news/press/2024/20240718_001374/

こちらは、ECサイトで物品を購入する際に最も利用する決済手段の過去推移をまとめた表です。クレジットカードが一位をキープしていますが、割合としては少しずつ減少しており、2024年には59.8%となっています。その一方で徐々に勢いを増しているのが「PayPay」「楽天ペイ」「au PAY」といったキャッシュレス決済系です。キャリア決済も2〜3%前後をキープしており、根強くされていることが分かります。

かつてのクレジットカード一強状態から多様化が進む流れになっており、さまざまな決済手段を用意しておくことの重要性が高まっています。

さまざまな支払い方法のメリット・デメリット

下記に、主要な支払い方法についてお客様・ネットショップ運営側それぞれにとってのメリット・デメリットをまとめました。

 お客様ネットショップ
メリットデメリットメリットデメリット
クレジットカードポイントが貯まるセキュリティ面の不安入金管理が楽・未入金リスク回避手数料
QRコード決済(◯◯Pay)ポイントが貯まる・利用額が把握しやすい対応しているショップが限られるより幅広い層にリーチ手数料
コンビニ払いカードを持っていない学生等でも使えるコンビニに足を運ぶ手間入金管理が楽・未入金リスク回避キャンセルのリスクが高い
キャリア決済(携帯料金と合わせて支払い)カードを持っていない学生等でも使える利用額の管理若年層の獲得に有利キャリアによって仕様が異なり管理が手間
代引き確実に届いてから払う安心感手数料・在宅している必要がある未入金リスク回避受取拒否の場合のコスト負担
後払い決済購入から支払いまでに時間的猶予がある購入金額に上限があるお客様にとっての利便性・安心感支払い忘れ等のリスク
銀行振込口座があれば使える手数料・入力等の手間入金時間が短い振込用紙作成や入金消込の手間

クレジットカードの利用は年々減少傾向とはいえ、現在も過半数を超える利用者に用いられていることから、ネットショップでは必ず用意しておくべき決済手段といえます。

一方、カード情報の流出等のセキュリティ面の懸念から、ネットでクレジットカードを利用することに忌避感を持っている方も少なくありません。また、若い世代を中心にそもそもクレジットカードを持っていない方もある程度の割合で存在します。こうした層にリーチしていくためには、近年成長著しい◯◯Pay系のQRコード決済・根強い人気のあるコンビニ払い・若年層の利用が多いキャリア決済などに幅広く対応していくことが求められます。

クレジットカード

クレジットカード決済は、最優先で対応すべき決済手段といえます。売上に手数料がかかる点はデメリットですが、利用率が最も高く、カードが使えないなら買わない・ほかで買うというユーザーも少なくないため、対応は必須といってよいでしょう。利用者にとって手軽であったりポイントが貯まっておトクであるメリットのほかに、入金管理が楽・未入金リスクを回避できるという店舗側のメリットもあります。

QRコード決済(◯◯Pay)

キャッシュレス推進などの流れもあり、ここ数年勢いがあるのがQRコード決済です。

PayPay・楽天ペイ・au PAYなどが代表的で、現時点で最もシェアが高いのはPayPayです。

クレジットカードのようにポイントが貯まるうえ、利用履歴を把握しやすい点でも人気です。まだ対応しているネットショップは多くありませんが、ショップ側としては他に先駆けて対応することでスマホ決済ユーザーを取り込める可能性もあります。

コンビニ払い

購入後に、専用の受付番号を持ってコンビニに足を運び、ロッピーなどの専用端末で手続きして支払う仕組みです。クレジットカードを持っていない人でもネットショッピングができるという点で根強い人気があります。支払い後に発送する流れなので未払いリスクは抑えられますが、支払い期限が3日間あるためキャンセルされるリスクが高いというデメリットもあり、あえて導入しない店舗もあるようです。

キャリア決済

ショッピング代金を毎月の携帯料金と合わせて支払う仕組みです。コンビニ払いよりさらに手軽なため若い世代に人気なので、10代などをターゲットにしたショップではぜひ導入を検討したい決済手段です。一方、ドコモ・au・ソフトバンク・各種インターネット回線など通信キャリアによって仕様が異なり、管理が手間になりがちなのはデメリットです。

代引き

配達の際に商品と引き換えに支払う方法です。手数料がかかり配達時に在宅している必要があるというデメリットはありますが、お金を払ったのに届かないという不安がないため根強い人気があります。ショップとしても未入金リスクを抑えられますが、万一受取拒否となった場合、手数料・送料がショップ負担となってしまう点には注意が必要です。

後払い決済

海外ではBNPL(Bay Now Pay Later)と呼ばれ2020年以降急速に人気が高まっている決済手段です。国内ではPaidy(ペイディ)がいち早くサービス提供し、徐々に広がりを見せています。ユーザーとしては、購入後支払いまでに猶予がある点などのメリットがあります。

ショップ側としては、後払いサービスのなかには未払い保証があるものとないものがあり、ない場合は購入代金を回収できないリスクがあります。

銀行振込

インターネット以前のカタログ通販等の時代から使われている支払い手段です。銀行や郵便局に口座があれば利用できるため、現在でも一定程度支持されています。

クレジットカードと比べて入金までにかかる時間が短い点はショップ側のメリットです。その反面、振込用紙を作成する必要がある、入金の消込に手間がかかる等、手間がかかるのはデメリットです。

ネットショップの初期設定(支払い方法・発送設定・会社概要・特定商取引法・プライバシーポリシー等)

ネットショップやECモールへの出店に伴う初期設定は、意外と時間と手間がかかるものです。支払い方法の設定や発送方法の登録、会社概要の作成、特定商取引法に基づく表記やプライバシーポリシーなど、オープン前に対応すべきことが多岐にわたり、「何から手をつけていいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

弊社では、楽天市場Yahoo!ショッピングAUPAYマーケットをはじめ、JALモール・ANAモール・JREモールなど主要なネットショップ・ECモールへの出店に必要な面倒な初期設定からオープン審査までを一括して出店代行・オープン代行いたします。支払い設定や配送設定、各モールが要求する詳細な会社情報や法令に準拠した記載事項の整備まで、迅速かつ正確に対応します。

また、店舗の顔となるTOPページの制作や、一旦簡易的にTOPページを用意してオープン審査だけを先行して通過させるといった柔軟な対応も可能です。出店を検討しているものの、審査通過までたどり着けていない、あるいは開店準備に割く人員や時間的リソースが不足しているなど、様々な事情で開店が遅れている場合でも安心してお任せいただけます。

さらに弊社では、商品登録代行サービスも提供しており、他のモールやサイトで既に販売されている商品の移行代行から、新規商品の一括登録まで幅広く対応可能です。商品登録代行についてもご要望に合わせてきめ細やかなサービスをご提供いたします。

ネットショップの開業・出店でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。弊社のサービスを活用し、スピーディーでスムーズなネットショップ運営を始めませんか?

支払い方法を完全ガイド:あなたのネットショップで導入すべき最適な選択肢 まとめ

ネットショップで購入する際、希望する支払い方法が用意されているかどうかというのは利用者にとって重要なポイントです。よく使う支払い方法が使えなかった場合は離脱してしまうという人が半数以上に登るため、ショップとしてはお客様のニーズに応える決済手段を用意しておく必要があります。最も利用の多いクレジットカードには最優先で対応すべきですが、全体としてはカードの占める割合は減少傾向にあり、QRコード決済などの新しい支払い方法や以前から根強い人気のあるコンビニ決済や代引きなども、ユーザー層を踏まえ対応していく必要があるといえます。

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