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BtoBサイトのBカート 導入メリット・デメリット 2022年7月版

BtoB向けのEC構築システムにはさまざまなものがありますが、人気を集めているもののひとつに「Bカート」があります。即日スモールスタートが可能なWeb受発注システムとして豊富な実績のあるBカートについて、導入のメリット・デメリットをまとめてみました。

BtoBとBtoCの違い

BtoBとはBusiness to Business、企業間で行われる取引を指します。メーカーとサプライヤー、卸と小売業者などが挙げられます。

BtoCはBusiness to Consumer、企業と一般消費者の間で行われる取引です。私達が普段消費者として実店舗やネット上で商品を購入したりサービスを利用したりするのがこれにあたります。

ちなみに、CtoCはConsumer to Consumer、消費者同士での個人間取引を意味します。メルカリなどのフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションはこれに該当します。

BtoBならではの課題

BtoBとBtoCでは、商慣習が異なる部分があります。例えば、BtoCは購入したその場で代金を支払うのが基本ですが、BtoBの場合は月末締め翌月末払いなどのように、一定期間の分を後日まとめて支払うのが一般的です。

その他にもさまざまな違いがあるため、BtoC用のECシステムをBtoBに転用したり、BtoCのECサイトでBtoB販売を同時に行うというのは難しいのが実情です。

Bカートとは

Bカートは、株式会社Dai(ダイ)が運営するBtoB EC・Web受発注システムです。

引用:Bカート https://bcart.jp/feature/

BtoBを前提として開発されているため、従来のBtoC向けのカートシステムでは対応していなかったBtoB特有の商慣習にも対応していることに加え、SaaS形式のためスクラッチ開発またはカスタマイズと比べて低コストかつ即時スタート可能となっています。

これまで1,000社以上で導入されており、取扱い商材ジャンルはアパレル、食品・飲料、衛生用品、オフィス用品、包装資材、工業用品・AVパーツ、花卉等多岐にわたります。

Bカートの導入メリット

BtoB専用に作られている

Bカートの最大のメリットは、BtoB専用に作られているという点です。BtoB特有の、取引先ごとに掛け率を変えたい・販路管理を行いたい・顧客ごとに提供する決済手段を変えたいといったニーズに応える機能が揃っています。

「価格」についていえば、グループまたは顧客単位で掛け率や単価を設定することができますし、営業マンが例外的に個別に価格提案した場合にも簡単な設定ひとつでBカートに反映することができます。

「販路」に関しては、A社には全ての商品を表示する・B社には一部の商品のみを表示するといったように、グループまたは顧客単位で商品の表示・非表示を設定することができます。

「決済」に関しては、例えば新規顧客には未回収リスクを抑えるため銀行振込または代引き、既存会員には売掛とするといった設定が可能です。

他にも、会員毎の送料設定や再発注機能・マイページでの納品書ダウンロード機能など、実際のBtoB取引に即して発注側・受注側それぞれにメリットのある機能が豊富です。

導入しやすい価格設定

引用:Bカート https://bcart.jp/plan/

Bカートの価格設定は、他のBtoB ECサービスと比較しても導入しやすい水準に設定されています。商品数と会員数に応じて、月額9,800円のライトプランから月額79,800円のプラン300まで6タイプのプランがあり、初期費用は全プラン共通で80,000円となっています。

30日間限定の無料トライアル期間が設けられているので、実際に画面の使い勝手等を確かめたうえで導入を検討することができます。

このほか、独自ドメインなどのオプションを利用する場合はその料金が発生します。

販路拡大

BカートでBtoB ECサイトを立ち上げることにより、これまでの営業範囲外にも販路が広がる可能性があります。実際に導入後に新規取引先が倍増したという事例もあり、業務効率化と相まって人員を増やすことなく販路と受注量を同時に伸ばすことも可能になっています。

在宅勤務対応・BCP対策

Bカートの導入は、在宅勤務対応やBCP(有事の際の事業継続計画)という面でもメリットがあります。

電話やFAXで注文を受け付ける従来型の体制の場合、電話・FAX対応のためにオフィスに出社する必要がありますが、SaaS型のBカートの場合、インターネット環境があれば在宅勤務であっても受注情報の確認や商品情報の登録などが可能です。

また、社内サーバにシステムがインストールされている場合だと、災害などで出社が不可能な状態となった際に社外からシステムにアクセスすることができず、事業の継続ができなくなる可能性があります。Bカートであればクラウド上にシステムが構築されているので、非常時には場所を問わずに業務を行うことができます。

Bカートのデメリット

セルフサーブ型

低コストであるというBカートのメリットと表裏一体になっているのが、セルフサーブ型であり基本的に自分たちで導入しなければならないという点です。ユーザーガイドやカスタマーサポートはありますが、Bカート側の担当者が音頭を取って導入をすすめてくれるというものではないので注意が必要です。

欲しい機能が揃っているか、導入後の業務フローはどういった形になるか等を予めしっかり検討し、無料トライアル期間も上手に活用して導入を進めましょう。

デジタルマーケティングの習得が必要

EC化によって従来営業マンが足を使って回っていた範囲の外にも販路が広がる可能性がありますが、ただ単にBtoB ECサイトを開設しただけでどんどん新規顧客が獲得できるというものではありません。Bカート導入による新規開拓効果を最大限に得るためには、インターネット特有の集客方法・マーケティング手法を新たに習得する必要があります。

BtoBサイトのBカート 導入メリット・デメリット 2022年7月版 まとめ

Bカートは、数あるBtoB向けECシステムのなかでもスモールスタートが可能である点が大きな特徴です。BtoB特有のさまざまな商慣習に柔軟に対応しているのはもちろん、月額9,800円からという価格設定と30日間の無料トライアル期間によって、まずは小規模からBtoB-ECを始めてみたいという企業にとって非常に魅力的な選択肢となっています。その反面、セルフサーブ型となっており導入は自分たちで行う必要がありますが、1,000社以上という豊富な導入実績のあるシステムなので、興味のある方はぜひ詳しく検討してみてください。

卸用カートは、そこそこ月額利用料がかかりますので、吟味して決める必要があります、面倒でもテストアカウントで1-2か月使ってみて使い心地を試す必要があります。現在行っている業務との置き換えを主眼に置いて探している場合は特にその点について確認と現場の利用方法等もBカート側と相談する必要もあるかと思います。

とはいえ決まったらBカート商品登録代行 商品登録外注 は必須ですよね、基本的にBoCでもECサイトを持ち合わせてない場合の殆どが商品登録データを持ち合わせてない場合が殆どです。Bカートでの商品登録代行のご依頼は是非、「商品登録ドットコム」へお問合せください。

お問い合わせはこちら
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