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越境EC shopify ショピファイ とは

 ここ最近、キャッシュレス決済推進の流れもあり、若い人はもちろん中高年層を含めてスマホや電子マネー・ネットショッピング等を使いこなす人が多くなってきています。ネット販売を行う側としては、利用者数の拡大は嬉しい反面、その数がやがて頭打ちになってくるであろうことは悩ましい問題です。

 そんななか、これまであまり対策されてこなかった海外市場に目を向ける動きが目立ってきています。

海外向けネット販売に取り組む理由

インターネット通販サイトを通じた国際的な電子商取引を意味する「越境EC」という言葉を目や耳にする機会が増えています。越境EC構築のシステム・サービスもさまざまなものが生まれ、シェアを競っている状況です。

新たな販路開拓

 越境ECに取り組む最大の理由は、新たな販路の開拓です。人口が減少に転じ、今後ネットショッピングの利用者の大幅な増加が見込めない日本国内の状況に対し、海外ではまだまだ成長の余地が残されています。

 例えば、世界の英語人口は約15億人と言われています。ネットショップを英語対応にするだけで、日本の人口の10倍以上もの人をターゲットにすることができます。もちろん英語人口のなかにはインターネットを利用していない層もいますが、国内のみにとどまっているよりも販路が大きく広がることは間違いありません。

 また、急激な成長のさなかにある中国やその他の新興国を視野にいれればチャンスはますます拡大します。世界には、これからの伸び率という点でも希望のある大きな市場が広がっています。

低コストで言語の問題もクリア

 かつては、海外で商品を売るとなると、実際に現地に足を運んで展示会に出展したり、実店舗を構える必要がありました。これには多大なコストがかかり、誰もが気軽にチャレンジできるものではありませんでした。また、日常生活で日本語以外を使う機会の少ない私たちにとっては、言語の壁も大きく立ちはだかっていました。

 越境ECであれば、言語や通貨などの問題はECサービスが解決してくれるため、日本国内でネット販売を行うのと同じような感覚で海外向け販売にも取り組むことができます。越境ECサービスのひとつであるShopifyを例にとると、月額29ドル〜という手頃な価格設定も魅力です。

Shopifyの特徴・メリット

海外向けネット販売を行いたい人のあいだで注目されているサービスの一つに「Shopify(ショピファイ)」があげられます。

 Shopifyはカナダ発のECプラットフォームで、世界175国で展開しています。2020年2月現在、全世界でShopifyを使って作られたショップ数は100万店、アクティブユーザー数は2,100万人、Shopiry上で販売された総額は1,550億ドル以上にも登っています。

各国の決済方法・言語・配送方法をカバー

越境ECに取り組むにあたって欠かせないのが、言語と通貨のローカライズです。日本に比べると海外のネットユーザーは母国語にこだわらず英語での利用に抵抗が少ない人が多いですが、それでもやはり母国語のショップには安心感があるようです。

 また、使い慣れた通貨や決済方法が使えることも重要です。例えばクレジットカードが使えれば現金を持っていなくてもUSドルでの支払いが可能ですが、価格がUSドルでしか表記されていない場合、3分の1のユーザーは購入を諦める可能性があるという調査結果が報告されています。

 Shopifyでは多言語・多通貨、海外への発送に対応するためのアプリが多数提供されており、必要なものを選んで使うことができます。

カスタマイズ性が高い

Shopifyでは、アプリストアで提供される何千ものアプリのなかから、自分のビジネスに合ったものを選んでサイトに導入することができます。

 スマホに好みのアプリをインストールするような感覚で、必要なもののみを選んで追加する形のため、自分にとって不要な機能のために重くなることがなくスマートに利用できます。

また、デザインテーマもテーマストアの豊富な選択肢のなかから選ぶことができます。定評のあるデザイン会社によるものも多く、手軽にイメージに合ったものを選択できます。また、独自のテンプレートを構築することも可能です。とことんオリジナルのデザインにこだわりたい場合は、テーマのどの部分も自由にカスタマイズすることができます。

SNS連携にも対応

FacebookやInstagramとの連携も強みです。

 Facebook広告を使用し、エリアや年齢などターゲットを絞り込んでアプローチすることができます。ネットショップの場合、ターゲット広告は集客の手段としてぜひ取り組みたい施策のひとつです。

 Instagram上の投稿から、Shopifyの店舗への動線をつくることも可能です。投稿された画像の一部にタグ付けし、タップすることでその商品の販売ページへ誘導することができます。特にファッションカテゴリーなどではInstagramで興味を持ち購入に至るユーザーが多く、効果的です。

低コストで始められる

 Shopifyでは、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つの料金プランが用意されています。すべて月額制で、最も手軽なベーシックプランは月29ドルとなっています。まずは始めてみたいという人にとってはチャレンジしやすい価格設定ではないでしょうか。

 プランによって、スタッフアカウント数やクレジットカードの手数料料率などが異なります。ビジネスの拡大に伴って見直しの必要が生じたら、より上位のプランにシフトするとよいでしょう。

ショピファイ出店価格表 越境EC
引用画像:https://www.shopify.jp/pricing

商品数が無制限に商品登録ができる

 国内のECサイト系ショッピングカート(ASPショッピングカート)では、ほとんどの料金体系が数量数を軸にして価格設定がされています。Shopifyの場合は、操作できるアカウント数・機能の差・手数料の差において価格の違いとなっている為、今まで大量に商品登録したかったけど国内のショッピングカートでは数量を抑えて登録していたなんて店舗には助かるかもしれません。弊社でも以前10万品を超えるECサイト移設・移行に携わった事がありますが、オープンソース系で自社サイトの構築パターンだと確かに制限はありませんがサーバーの増強や監視、などかなり敷居が高い物でした、国内兼用で大量販売を検討されているなら、この金額は相当な格安となります。実際国内で5万品以上となると、ほんとに僅かな選択肢しかありません。

shopify 出店 shopify 出店

ショピファイと楽天市場の連携開始

 ショピファイと楽天市場が連携を開始しました、基本的にはshopifyユーザー向けサービスとなる事から、現在楽天市場にすでに出店していて、これからショピファイをやって連携したいといった場合には、連携できる部分が少ないので注意が必要です。ショピファイユーザーでネットショップを慣れた頃にモールへの出店を検討する場合や、ショピファイを越境ECとして使いつつモール対応も検討したいといった場合には重宝しそうです。

ショピファイ楽天市場連携でできる事抜粋
 ・ショピファイに商品登録している物を出品する事ができます
 ・受注をショピファイ画面で対応可能
 ・在庫連動・発送管理をショピファイ画面で完結可能

但し、楽天市場への出店には通常出店審査や楽天市場の通常出店費用が別途かかります、またAPI連携には費用の追加はりませんが別途月次楽天費用とは別にCSV契約(1万円/月)が発生するので、お手軽連携というよりは、楽天市場に出店するつもりの連携としてみた方が固いです。そもそもショピファイは固定費や月次費用の面でメリットが出ている物なので、楽天市場の費用をどのあたりまで吸収して見られるかをしっかり検討する必要があります。

 ※2020年4月11日記事追加
 ※2020年4月7日連携開始時点での内容です。

shopifyの日本語テンプレートが徐々に増えてきた ※2022年12月現在 追記

 商品登録ドットコムでは、多数のshopifyヘの商品移行・商品移設登録を行ってきました。昨今のショピファイ人気で拍車をかけて、楽天やヤフーからの商品登録移行が増えて対応をしております。傾向としては、新規でのECサイト立ち上げ案件が半分位、後の半分は移行と行ったイメージでしょうか?また商品登録数が無制限という事もあり大規模案件(大量商品登録)も数年前から比べるかなり案件数なっておりますので、店舗様やこかからECショップやネットショップを始める方が興味が上がってきていると実感しております。新規での立ち上げでも、ご協力させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。また日本語対応のテンプレートもかなり増えてきていて、それなりに低価格での出発も可能となってきました。今後さらに日本語を主体としたテンプレートが増えていくともっと盛り上がってくることは間違えありません。

 どうしても英語主体のサイトテンプレートだと、デザインに日本語を載せると・・たちまちデザイン崩れを起こしてしまうデザインと日本語のミスマッチが起きる場合が多く、結局デザイン部分の基本からやり直したりデザイン雰囲気をあわせたりと、新規でデザインを起こしてコーディングするのと工数が変わらなくなってしまったり、予算が上がってしまったりと、デメリット部分も浮き彫りになってきています。勿論これらは、自社サイトであること、また予算をあまり避けないなどの店舗様には、既存であるテンプレートでもそこそこの仕上がりは可能となりますので、デザイン部分はテンプレートで妥協する場合は、それなりにも構築できるのがshopifyであるともいえます。

Shopify利用時の注意点

越境ECのみに特化したものではない

Shopifyは、海外向けネット販売のみに特化したサービスではありません。通常の国内向けネットショップの構築・運営にも十分使用できるサービスである一方、海外向け販売を行おうと思った場合、自分で必要な機能(アプリ)を選択して導入する必要があります。アカウントを開設すればすぐ越境ECが始められるというわけではない点は押さえておきましょう。

自由なカスタマイズには知識が必要

カスタマイズ性の高さはShopifyの魅力のひとつですが、思い通りのカスタマイズを行うためにはある程度の知識が必要になる面もあります。

 例えば、デザインテーマのこの部分の文字を少し大きくしたいというような場合には、HTMLやCSSの知識が求められます。

 また、プライベートアプリと呼ばれる自分専用のShopifyアプリを作って使用することが可能ですが、それにはプログラミングの知識や英語の技術ドキュメントを読みこなす力が必要になります。

英語のみの部分もある

カナダ発のサービスということもあって、多言語対応が進んでいるとはいえすべてを国内のネットショップ構築サービスと同様に行えるわけではありません。

 例えば、サポートに問い合わせるためのチャット窓口は現在のところ英語のみとなっています。日本語でのメール問合せも可能ですが、対応の即時性という点ではチャットに比べて少し見劣りします。

 また、APIドキュメントも英語になっているため、高度なカスタマイズを行いたい場合などはややハードルが高く感じられるかもしれません。

Shopifyで越境ECを始めよう まとめ

 ネットショップの運営も一般の店舗運営と同様、新規顧客獲得という大きな課題を常に抱えています。海外へと販路を広げる越境ECは今ぜひ挑戦したい取り組みのひとつです。世界的にも評価の高いShopifyは、海外向けネット販売を始めるための有力な候補のひとつとなるでしょう。ぜひ、さまざまなサービスと比較して検討してみてはいかがでしょうか。

 Shopifyの商品登録代行も勿論対応できるサイトであります。今後海外の需要や国内の頭打ち感から越境ECがさらに盛り上がる事は間違えありません。また国内に目を向けてもガラパゴス化した日本(ニッポン)の商品ではありますが海外に通用する商品が盛りだくさんです。今後必ず日本発の越境ECが盛り上がる事間違えないと考えております。先手を打つべくチャレンジングに挑戦したい店舗様 Shopifyの商品登録代行ならお任せください。

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