
ネット検索は私たちの日常生活に欠かせません。なにか気になることや分からないことがあれば、すぐにスマホで検索しているという方も多いのではないでしょうか。テキストによる検索のほかにも、画像検索を知っておくと何かと便利です。
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知っておきたい「画像検索」とは
通常、ネットで検索をする際は、キーワードを文字で入力します。「万博」のような単語や「万博 いつまで」のような単語の組み合わせのほか、「大阪万博はいつまでやっていますか」というような文の形でも検索が可能になっています。
実は、単語や文以外にも、画像を使っての検索も可能です。また、検索結果として文章ではなく画像が欲しい場合もあります。こうしたケースでは画像検索が便利です。
画像検索の実例
画像に写っているものについて知りたい
なにか知りたいことがあるとき、単語や文では伝えづらいことがあります。例えば、道端で見かけた花の名前を知りたい場合、「白 大きい 花」などと検索してもなかなか期待する答えにはたどり着きづらいかもしれません。こんな場合は、花の写真を撮って画像検索をするとスムーズです。
画像の出典元を知りたい
ある画像について、もともとどこに掲載されていたかという出典元を知りたい場合にも画像検索は便利です。自社で作成した画像が他で転載されているのを見つけるのにも使えます。
イメージに合った画像を見つけたい
デザインやコンテンツ作成などのため、イメージに合った画像を見つけたいという場合もあります。「男性 パソコン 悩む」など、被写体や状況などをキーワードとして画像を検索します。
画像を使用する場合の注意点
画像検索で見つけた画像を使用する場合、著作権などに注意が必要です。デザインの素材などで使用する場合は、素材として配布されているものを規約に従って使用してください。商用利用の場合に限らず、個人・非商用の場合であっても同様です。
よくあるのが、画像検索で見つけた画像を「拾い画」としてSNSへ投稿したりアイコンに使用する行為です。何気なく行いがちですが、こうした行為は著作権侵害に当たる場合があるので避けましょう。
無料で使える画像検索サイト
Google画像検索
Google画像検索
https://www.google.com/imghp?hl=ja&ogbl
最も身近な検索サイトであるGoogleには画像検索機能があります。

こちらはGoogle画像検索で「ひまわり」というキーワードで検索した画面です。通常のGoogle検索で「画像」タブをクリックした場合もこのように表示されます。こうした検索方法は普段から活用されている方も多いかもしれません。

検索窓の中にある「画像で検索」のアイコンをクリックすれば、画像をアップロードして検索することもできます。

こちらは、個人的に撮影したチョウの写真で画像検索を行った結果です。自動的に被写体を認識し、類似する画像や情報がヒットします。
画像をアップロードするほか、画像のリンク(URL)を貼り付ける形でも画像検索が可能です。
Bing
Bing
https://www.bing.com/images

Microsoftが提供するBingは、Windows パソコンのEdgeブラウザのデフォルトの検索エンジンとなっています。このBingにも画像検索機能があります。トップページには印象的な画像がずらっと並んでいて、気になるものをクリックして眺めるだけでも楽しめます。

こちらは「南の島」というキーワードを入れて検索した結果です。

BingもGoogleと同様、検索窓のなかにあるアイコンをクリックして画像による検索を行うことができます。手元にある画像をアップロードしたり画像のURLを入力して検索するほか、スマホやタブレットからであればその場で写真を撮影して検索することもできます。

ここでは、「サンプル画像をクリックして試行する」のなかに表示されていた白い花の画像をクリックしてみました。
TinEye
TinEye
https://tineye.com/

TinEyeは、カナダの企業が運営する画像検索ツールです。ブラウザからTinEyeのサイトにアクセスするほか、ChromeやEdgeといった主要なブラウザ向けの拡張機能も用意されています。

TinEyeの特徴は、検索結果に画像のファイル名や縦横のサイズ・ファイル容量、掲載されているURLなどの情報が表示される点です。画像の出典元を探している場合にはこちらを試してみるとよいかもしれません。
写真AC

写真ACは、ACワークス株式会社が運営する写真素材サイトです。Webサイトやバナー等のデザイン素材、ブログのアイキャッチなどに使用する写真を探す場合、こちらのような素材サイトで探しましょう。もちろん、使用する際は必ず規約を確認しその範囲内で使用してください。

キーワードで検索する際、除外キーワードや縦長・横長の選択、ファイル形式などを詳しく指定できます。「AI検索(β版)」では、「スマホを見ながら悩んでいる女性」のように自然な文章で検索することができます。ほかにも、手元の写真をアップロードして似た写真素材を探すこともできます。
O-DAN

O-DANは、海外の無料写真素材サイトを横断して検索できるサイトです。32サイトからまとめて検索できるうえ、日本語で入力したキーワードも自動的に翻訳してくれます。

こちらは、「かぼちゃ 料理」というキーワードで検索した結果です。PixabayやUnsplashといった海外の写真素材サイトから検索され、入力したキーワードは「squash cooking」と英語に置き換えられています。
商用利用可能な素材サイトを対象に日本語で検索できるとはいえ、素材サイト側は英語表記となっているため、規約の確認の際は注意が必要です。また、結果画面には提携する有料素材サイトのサムネイルが含まれている場合もあります。
【保存版】無料で使える画像検索サイト5選|類似画像・出典元も一発検索できる! まとめ
ネットで検索を行う際、「画像検索」を知っているとなにかと便利です。単語や文ではなく画像を使って検索したい、ある画像の出典元について知りたい、イメージに合った画像を見つけたいといった場合には画像検索をぜひ試してみてください。普段よく使っているGoogleやBingにも画像検索機能があります。もしデザインの素材として画像を探す場合は、素材として配布されているものを規約に従って使用してください。
画像から何を探すなんて事は日常茶飯事になりつつありますが、特にAIの進化により類似画像がかなりの精度で見つかるようになったことを言うまでもありません。ECサイト運営において画像検索なんて使わないでしょって思われる方もいるかもしれませんが、自社で撮影を行っている場合や自社ブランドを転売バイヤーされている商品はないか、または無断で画像利用をされている場合がないかなどをチェックできるのがこの画像検索です。又はに自社の商品が他社つかわれてないかなどをチェックする事はおすすめします。以前に弊社の担当者会社にイメージ画像を無断利用されていた経緯があり、勝手に使っていた店舗に申し入れるも無視され、モールでもたらい回しされ、まともな回答もえられなかったので法的手段に出るとういったケースも稀に存在します(因みにその会社は自社の著作権主張により勝訴しました。)。特に、無料サイトだといって使っていたら実は無料サイトに掲載されている物自体が盗用ケースもあるので、特にイメージ系や他社で多くつかわれていそうな画像については注意をもって確認する必要があります。
大量の画像加工や画像処理などが必要な場合などはお気軽にお声がけください。ECサイトやサイト関連のお仕事でなくても対応は可能です。また商品登録代行 商品登録外注 などのご不明点がございましたら質問又はお電話にてお申しつけください。
