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Bカート(BtoBカート)導入のメリット・デメリット 2023年版

B to Bの商取引にはB to Cにはない特有の慣習があります。そのため、B to Cと同様にB to BのEC化を進めようとしてもスムーズにはいきません。EC化によって効率化を図ろうとしてもうまく行かず困っている、良い先行事例がないためなかなか一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

数少ないB to B対応のカートとして「Bカート」があります。B to BのEC化を検討している方は要注目です。

B to BならではのEC化の悩み

B to C分野でのECはもはや私たちにとって普通の日常の一部となっています。食品や生活用品、衣類、趣味のグッズ等、日常生活に必要なさまざまなアイテムをネットで購入することは幅広い年代の方にとって一般的になりました。

店舗側としても、諸々の事情でなかなか踏み切れなかった層も、コロナ禍の外出自粛等が契機となってEC化に取り組む例が多く見られました。行動制限の緩和とともにECから撤退した例もありますが、その後も継続的に成果を上げECがひとつの柱にまで育っているケースも多数あります。

B to BのビジネスもEC化によって効率化できないか?と考える方は少なくありませんが、B to Cのようにはなかなか行かないのが実情です。

B to C向けのシステムでは対応できない

B to BのEC化が難しい理由のひとつに、B to Cとは異なる商慣習があります。そのひとつが「掛売り」です。B to Cでは基本的に注文の都度支払いが発生しますが、B to Bは一定期間の注文代金をまとめて請求する形が一般的です。B to C向けのカートではこうした形に対応していません。他にも掛率の管理や販路管理等、B to Bに必要な機能はさまざまなものがあります。

費用がかかる

こうしたB to Bならではの事情に対応するECシステムを独自に構築する場合、費用は数千万円規模にも上ります。1から作成するフルスクラッチ型の場合は億単位になることもあるようです。既存のシステムを利用して部分的に個別調整を行うカスタマイズ型であればフルスクラッチ型よりは費用を抑えられますが、それでも安くて300万円〜というのが目安です。

初期費用・月額費用無料というのも珍しくないB to Cのネットショップ構築と比べると、B to Bのシステムは一般的にコストが高額です。また、納期が長く、システムの稼働開始までに時間がかかるというのも難点です。

B to B特有の事情に対応するBカート

商慣習や費用面の問題を解決し、B to BのEC化を実現するのがBカートです。

商慣習を踏まえたB to B専用カート

Bカートには、特有の商慣習に対応する機能が揃っています。価格管理や販路管理、掛売りに対応する決済管理、見積書などの帳票類の出力にも対応しています。例えば、商品グループ別に掛率を設定する、数量割引を設定する、クローズドまたはセミクローズドサイトとして設定する等がすべて標準機能で対応可能です。軽減税率対応ももちろんアップデート済です。

標準でこれらの機能に対応したB to B専用カートとなっており、企業間取引のEC化に最適です。

また、決済サービスや販売管理システム・基幹システム・倉庫管理システム等、2023年4月現在で40種類以上のサービスと標準連携を行っています。また、APIドキュメントが公開されているので、各種システムとの自動連携開発も可能です。

クラウド型で低コスト

Bカートはクラウド型になっているため、フルスクラッチ型・カスタマイズ型のB to Bシステムを開発する場合と比べて大幅に低コストです。月額費用は9,800円〜となっており、数百万円〜数千万円のシステム開発よりも手軽さの面で圧倒的に優位となっています。

申し込めばすぐに始められる

コスト面に加えて、申し込めば即日スタートできるスピード感もクラウド型ならではの大きなメリットです。フルスクラッチ型・カスタマイズ型では営業担当者との間で何度も打ち合わせが必要であることに加えて、打ち合わせ内容に基づいて開発を行うためコストとともに納期も長くなりがちです。

申し込みの前には無料トライアルで機能を確認することができ、料金プランの申し込み後は無料トライアルで入力したデータがそのまま本番環境に引き継がれます。トライアル時の設定内容等を本番環境に改めて入力しなおす手間がかからず、スムーズに本番利用を開始することができます。

Bカート 商品登録代行

 Bカートへの商品登録では特に卸用や業務用の商品登録が多くなります。その為元データとして供給される内容があまりにも少ない場合が多いのが実情です。業務用データとは、スペックや寸法やエビデンス情報(強度やその他素材情報等)などが多くいわゆる商品説明文的な物が掲載されていない場合が多いです。その場合は、まず元情報を探すところからという場面にも多く遭遇します。

1.紙カタログからの商品情報・商品画像の抜き出し(テキスト情報化・画像化)

2.電子カタログ・PDFカタログからの商品情報・商品画像の抜き出し(テキスト情報化・画像化)

3.データベース情報から商品情報化

4.画像が共有化されていて寸法毎の画像がない場合の画像加工対応

5.画像そのものがなく撮影が必要な商品

BtoCにおいてもこれらの情報で詰まる場合が多いですが、元情報が乏しい商品群としてはやはりBtoBの商品が非常に多いです。但し、膨大な商品情報をすべてデータ化することが良しとするのではなく、あくまで売るための1つの要素として入れるので、まずはBtoBサイト構築時の目的に即した商品登録を行うのがベストかと思います。勿論ある程度の予算があったり、こだわってしかり作りたいという明確な目的がある場合は、商品登録の前段階でどのような商品ページを構築していきたいとのかまで設計して進めるのが良いかと思います。Bカートの商品登録において商品登録代行 商品登録外注 が必要な場合はお気軽にお声がけ下さい。数万単位での対応も可能なので、数が多い場合でも一度ご相談頂ければ色々ご提案もできるかもしれません。

Bカート導入時の注意点

EC化の主体はあくまで導入者側

Bカートはクラウド型システムであるため、EC化の主体はあくまで導入者側の担当者となります。フルスクラッチ型のシステム開発の場合、システム会社が導入前の現状分析等コンサル的な役割を兼ねる場合もありますが、Bカートの場合は専任の営業担当はつかず、現状の課題の分析やBカートが十分にそれらの課題解決に役立つかの検証は導入者自らが行う「セルフサーブ型」となります。

セルフサーブ型であることが人件費の抑制につながり、リーズナブルな価格を実現しているという点は抑えておきましょう。

取引先に理解と協力を求める必要がある

Bカートを導入し従来電話やFAXで受け付けていた注文をWebに切り替える場合、既存の取引先の理解と協力が必要です。

Webで発注できるほうが楽・効率的だと歓迎されるケースも多いですが、なかにはこれまでの業務フローを変えたくない等で難色を示されることもあります。

現実としては、Bカートの導入とともにいきなり電話やFAXを全廃するのではなく、どちらでも注文可能な状態から徐々にWebの比率を高めていき、最終的にはWebへの一元化を目指す流れが一般的です。

Bカート(BtoBカート)導入のメリット・デメリット 2023年版 まとめ

B to Bには、B to Cにはない特有の商慣習があります。そのためB to BのビジネスをEC化する場合、B to C向けのカートを転用する形ではなかなかうまくいきません。また、B to Bに対応するシステムを独自に開発する場合、数千万円規模のコストがかかってしまいます。そうした問題を解決するのがクラウド型のB to B専用ECカート「Bカート」です。掛売りを始めとするB to Bの商慣習に対応する機能を標準で搭載し、月額費用は9,800円〜とリーズナブルです。セルフサーブ型であるため導入に当たっての現状分析や機能検証はシステム導入側が主導的に進める必要がありますが、B to BのEC化には非常に有力な候補といえます。

といっても中々自分一人で卸サイトを立ち上げるのが厳しい、商品登録をするにしても人でも時間も足りないなんて時はBカートの代理店となっておりますので、もしこれから導入という場合でもご相談可能です。また1から立ち上げでデザインも含め構築をしたい場合も対応可能です。
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もしこれからBカートの新規申し込みで且つ商品登録代行も検討中であれば、一度お声がけ下さい。特別提案が可能です。(2023年12月現在)


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