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ヤマト宅急便VSゆうパック本当はどっちが安いか調べてみた

荷物を送る際の配送業者選びにはさまざまなポイントがありますが、やはり送料の安さは最重要事項です。しかし、どこが最安か調べるのは意外と手間がかかるため、使い慣れた業者をなんとなく利用し続けているということも多いかもしれません。今回は、ヤマト宅急便とゆうパックの料金について調べてみました。

※本記事で紹介する料金は2024年10月時点のものとなります。

ヤマト宅急便の特徴

ヤマト運輸の宅急便は、黄色と黒のクロネコのマークで昔から親しまれています。ちなみに、2021年にマークがより洗練されたデザインにリニューアルされました。

ヤマト宅急便の特徴としては、セブンイレブンやファミリーマートを始めとした多くのコンビニから発送可能な点です。営業所が近くになかったり、営業所が開いていない深夜などでも気軽に発送することができます。

また、冷蔵品・冷凍品に対応したクール宅急便で生鮮品などを送ることも可能です。

料金は、サイズと発送元・お届け先の地域によって決まります。サイズは大きさ(3辺を合計した長さ)と重量で区分されています。例えば、縦・横・高さの合計が60cm以内の60サイズは重さ2kgまでとなっており、大きさもしくは重さがこれを超える場合はさらに上の料金区分が適用されます。

ゆうパックの特徴

ゆうパックの前身にあたる小包郵便物の歴史は1892(明治25)年に遡ります。「ゆうパック」の愛称が使われ始めたのは1987年からで、2007年の郵政民営化後に正式名称となりました。

ゆうパックは、山間部や離島などを含めて全国各地に広く設置されている郵便局から発送することができます。ローソンやミニストップといったコンビニでも取扱いがあります。

チルドゆうパックは、冷蔵品の配送に対応しています。ただし、冷凍品を送ることはできません。

料金は、サイズと差出元・お届け先によって決まります。サイズは大きさ(3辺を合計した長さ)で設定され、重量は大きさを問わず25kgまでです。サイズごとに重さの基準が決まっているヤマト宅急便と比べると、大きさのわりに重量のある荷物はゆうパックのほうがおトクになりやすいです。

サイズ別での料金比較

東京から大阪に送る場合の料金を比較してみましょう。

 宅急便
基本料金
宅急便
クロネコ
メンバ
ーズ割
宅急便
MAX割引
ゆうパック
基本料金
ゆうパック
スマホ割
ゆうパック
MAX割引
60サイズ1,060円
(2kgまで)
945円628円990円
(25kgまで)
810円639円
80サイズ1,350円
(5kgまで)
1,215円871円1,310円
(25kgまで)
1,130円927円
100サイズ1,650円
(10kgまで)
1,485円1,133円1,620円
(25kgまで)
1,440円1,206円
120サイズ1,970円
(15kgまで)
1,773円1,403円1,940円
(25kgまで)
1,760円1,494円
140サイズ2,310円
(20kgまで)
2,079円1,694円2,300円
(25kgまで)
2,120円1,818円
160サイズ2,630円
(25kgまで)
2,367円1,964円2,610円
(25kgまで)
2,430円2,097円
170サイズ3,750円
(25kgまで)
3,570円3,123円
180サイズ3,730円
(30kgまで)
3,357円2,899円
200サイズ4,500円
(30kgまで)
4,050円3,554円
※宅急便MAX割引:クロネコメンバー割BIG(-15%割引)+デジタル割(-60円)+クロネコメンバー持込割(-150円)+宅急便センター受け取りサービス(-60円)=MAX割引額

※ゆうパックMAX割引:ゆうパックスマホ割(-180円)+郵便局受取割引(-100円)+継続利用割引(-10%)=MAX割引額

※基本料金は現金の料金。

・基本料金の場合は、60サイズ〜160サイズでは、ゆうパックのほうが宅急便よりも安いです。最大70円の差は、頻繁に利用する場合は無視できないものでしょう。
・一般的に使われるであろうサービスのヤマト宅急便のクロネコメンバーズ10%割引とゆうパックのスマホ割引180円で計算すると60サイズ~100サイズではゆうパックのほうが宅急便より安いです。但し120サイズから上は宅急便のほうが安いとなりました。

ゆうパックは170サイズ(縦・横・高さの合計が170cm以下)までなので、180サイズ・200サイズを送る場合はヤマト宅急便になります。

配送地域別での料金比較&クロネコメンバーズ割vsゆうパックスマホ割

続いて、東京から60サイズの荷物を送る場合の配送先地域別の料金を見てみます。

 宅急便
基本料金
宅急便
クロネコ
メンバ
ーズ割
ゆうパック
基本料金
ゆうパック
スマホ割
北海道1,460円1,314円1,410円1,230円
北東北(秋田県)1,060円954円880円700円
南東北(宮城県)940円846円880円700円
関東(東京都)940円846円820円640円
信越(新潟県)940円846円880円700円
北陸(石川県)940円846円880円700円
中部(愛知県)940円846円880円700円
関西(大阪府)1,060円954円990円810円
中国(広島県)1,190円1,071円1,150円970円
四国(香川県)1,190円1,071円1,150円970円
九州(福岡県)1,460円1,314円1,410円1,230円
沖縄1,460円1,314円1,450円1270円

※基本料金は現金の料金。
※ゆうパック:スマホ割は[持込割引][同一あて先割引]および[複数口割引]は適用されません。

どの地域に送る場合でも、ゆうパックのほうが宅急便よりも安くなっています。ヤマトメンバーズ割を使ってもゆうパックスマホ割より安くなることはありませんでした。重量別同様にMAX割引で計算するとヤマト宅急便のほうが安くなりますが、全部の割引適用は若干現実味から離れそうなので、上記は一般的な割引にて表記してます。

配送日数の比較

配送日数に関しては、宅急便とゆうパックでほとんど違いはありません。例えば、2024年10月1日に東京から大阪に荷物を送る場合、宅急便・ゆうパックともに翌日10月2日のお届け予定となり、午前中の時間帯指定が可能です

なお、宅急便には夕方までに発送した荷物を翌朝10時までに配達する宅急便タイムサービスがあります。東京から大阪に60サイズの荷物を送る場合で1,390円(通常1,060円)のように料金はアップしますが、スピードを重視する場合は利用を検討するとよいでしょう。

割引サービスや取扱場所・冷凍冷蔵品の取扱もチェック

配達料金はサイズ別・地域別どちらで見た場合にもゆうパックのほうが安くなっていますが、各種の割引サービスを適用すると宅急便のほうが安くなることもあります。

例えば、ヤマトには営業所に荷物を持ち込んだ場合に1個につき100円適用される持込割、クロネコメンバーズに登録していると最大15%引きとなるクロネコメンバー割などがあります。利用できる割引サービスは発送場所(営業所・コンビニ・集荷等)によって異なりますが、頻繁に利用する場合はぜひ詳しく確認して最大限活用するとよいでしょう。

料金以外にも取り扱い場所や冷凍冷蔵品の取扱いも配送方法を選ぶうえでのポイントとなります。郵便局やローソンよりもヤマトの営業所のほうが近い場合、効率の面や持込割を加味するとヤマトにメリットが出てきます。冷凍品はゆうパックで取扱いがないため、冷凍が必要な品物の場合はヤマトを利用することになります。

また、本や雑貨などの小型の荷物を送る場合、宅急便やゆうパック以外のサービスも選択肢となります。例えば、日本郵便のスマートレターは最大重量1kgまで・厚さ2cmまで・縦25cm×横17cmの品物を180円で送ることができます。

法人の場合

ネットショップなどの法人の場合、一般個人向けとは別のサービスを利用できる場合があります。ヤマトの法人(掛売り)契約の場合、1ヶ月分を請求書による後払いで利用できます。ゆうパックは、一定の基準を満たす場合に法人割引や料金後納を利用できます。

ヤマト運輸の法人(掛売り)契約とは?

法人(掛売り)契約は、法人や個人事業主向けの後払いサービスです。月々の発送料金をまとめてお支払いできるため、発送ごとに都度支払う手間が省けます。銀行振込、口座引落、クレジットカード払いなど、複数の支払い方法が選べる点も魅力です。

法人(掛売り)契約のメリット

  • 月払いでまとめて精算 – 発送ごとに料金を支払う必要がなく、月々の請求書払いで手間を削減。
  • 資材の後払いも可能 – 宅急便の発送料金だけでなく、梱包資材や着払い運賃も後払いに対応。
  • 登録費用・年会費は無料 – 法人契約に伴う追加費用は発生しません。

利用できる主なサービス

法人(掛売り)契約を結ぶと、以下のサービスが後払いで利用可能になります。

  • 宅急便、クール宅急便、宅急便コンパクト
  • ネコポス、パソコン宅急便、JITBOXチャーター便
  • 国際宅急便、機密文書リサイクルサービス

ヤマトビジネスメンバーズとは?

ヤマトビジネスメンバーズは、法人(掛売り)契約を締結したお客さまが利用できるWebサービスです。登録費用・年会費は無料で、発送ラベルの発行や請求書の確認がオンラインで可能になります。さらに、集荷依頼や梱包資材の注文もWebから簡単に行えます。

ヤマトビジネスメンバーズの主な機能

  • 送り状発行システム「B2クラウド」 – 無料で利用でき、発送ラベルの発行がWeb上で簡単に行えます。
  • Web請求書提供サービス – 発送した荷物の運賃や請求内容をWeb上で確認可能です。
  • 集荷依頼機能 – 電話ではなく、Webから簡単に集荷依頼ができます。

ヤマトビジネスメンバーズよくある質問

Q: 定期的に荷物を発送していない場合でも契約できますか?

A: はい、定期的な発送がなくてもお申し込み可能です。まずはお申し込みフォームからお申し込みいただき、担当者へご相談ください。

Q: 法人契約の期間はどのくらいですか?

A: 契約期間に制限はありません。双方の合意により、契約を終了することができます。

Q: 複数拠点の請求を一括でまとめることはできますか?

A: はい、複数の拠点での発送分を一括請求することが可能です。ヤマトビジネスメンバーズのWeb請求書提供サービスにお申し込みください。

ヤマト運輸法人契約内容まとめ

ヤマト運輸の法人(掛売り)契約は、後払いでの月払い精算ができる便利なサービスです。登録費用や年会費もかからず、オンラインツールの利用で業務効率がアップします。ぜひ、法人契約をご検討ください。


※ヤマトビジネスメンバーズ内容の詳細はこちらから引用しています。
 https://business.kuronekoyamato.co.jp/service/lineup/business_members/contract/

ヤマト宅急便VSゆうパック本当はどっちが安いか調べてみた まとめ

ヤマト宅急便やゆうパックの料金体系は、荷物のサイズや配送する距離に応じて細かく区分されています。基本的には、おおよそどのサイズ・距離であってもゆうパックのほうが安い料金設定となっています。ただし、さまざまな割引サービスを活用することで宅急便のほうが安くなるケースもあります。180・200サイズの荷物や冷凍品のようにヤマトでしか扱っていないものもあります。また、本などの小型の荷物はスマートレターなどのサービスによって宅急便やゆうパックより安く送れる場合もあります。

ヤマト宅急便VSゆうパックの送料が安い場合のケース別 まとめ

・【単発発送】する場合で、頻度が無い場合は「ゆうパックが安い
・【頻繁に発送】する場合で、一般的な割引(宅急便:メンバーズ割10%/ゆうパック:スマホ割180円)では、地域別は「ゆうパックが安い」、重量別だと60-100サイズは「ゆうパックが安い」、120-200サイズまでは「宅急便が安い」となりました。
・【MAX割引】する場合は、「宅急便が安い」となりました。
・【受付時間の最終が遅い】やべーこれから発送したいの場合は、「宅急便が良い」です。通常営業所受付は19時頃(地域によって違う)また、最悪主管店まで持ち込みを行えば関東なら東松山主管店などは、20:30分頃まで当日出荷が可能なので、今日送らないとやばいって時に心強いです。

となりました。微妙にどちらも公表されている運賃なので引く所は引いて一番も儲かる重さや距離などでは、そこまで値引かないなどの駆け引きがされている模様です。発送する重量や距離に応じて適切に発送便を変えるというのが答えなようです。但し、大量に発送する場合は、やはり法人契約が上記よりもやすくなりますので、ネットショップ・EC店舗では上記ではなく確実に法人契約をおすすめします。

で、勿論法人契約している店舗さんは商品登録代行 EC商品登録代行なら商品登録ドットコムへお任せください。

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