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ヤフーショッピング 新ストアデザイン機能とは

ヤフーショッピングのストアクリエイターPro(管理画面)のメニュータブのなかに「新ストアデザイン」という項目が追加されています。気になりつつも、日々の忙しさに追われてなかなか内容を詳しく確認できずにいる方も多いかもしれません。

今回は、ヤフーショッピングの新ストアデザイン機能について解説します。

PC版ページデザイン変更とは

従来のデザインの課題

これまでのヤフーショッピングのPCページデザインは、ストアごとにレイアウトが異なっていました。店舗ごとに好みに応じて設定できる自由度はヤフーショッピングの魅力のひとつでもありましたが、お店を訪れるお客様から見ると、お店によってレイアウトが違うので見比べにくい、カートボタンを見つけるまでに情報量が多いためスピーディーに購入できないという不満にもつながっていたようです

この点を解消するため、PC版ページのデザイン変更が行われることとなりました。

変更スケジュール

2020年10月現在、従来の「ストアデザイン」機能と「新ストアデザイン」機能の並行期間となっています。2021年3月には並行期間が終了し、これまでの「ストアデザイン」が廃止される予定です。その時点で旧ストアデザインの登録データは消失し、全商品で新ストアデザインが適用されます。

これまでの「ストアデザイン」で入力していた内容は自動的には移行されないので、「新ストアデザイン」の仕組みを把握したうえで移行を進めていく必要があります。

まだ準備を始めていない場合、年末年始もあるので、できるだけ早いうちに余裕を持ってスケジュールを組みたいところです。

Yahoo!ショッピング 新ストアデザイン機能の主な変更箇所

ページレイアウトの統一

最も大きな変更点として、これまで商品ごとに13タイプから選択可能だったページレイアウトが、全商品で1タイプ固定になります。商品やストアによらず、ヤフーショッピング内の全商品ページが共通のレイアウトとなり、カートが右側の見つけやすい位置に設置されます

各ページでのパーツの並びや背景・文字等の色設定は全ストア共通となるため、パーツの並べ替えや色設定の変更は不可となります。全体的に、ヤフーショッピング内でのデザインの共通性が高められることとなります。

パーツの統廃合・仕様変更

これまでの「ストアデザイン」で「ヘッダー・看板」「サイドナビ」「フッター」に設置していたさまざまなパーツの統廃合や仕様変更が行われます。

特に影響が大きいのは「サイドナビ」の廃止です。商品ページの横にストア内検索や商品カテゴリなどを配置していたお店が多いと思いますが、これらは後述する「ナビゲーションメニュー」に統合されます

ヘッダー・看板は、「看板」(10,000字以内・HTML可)のみを残してほかは入力廃止となります。「看板」は高さ200ピクセル・横幅1,290ピクセルの上限が設定されます。これまで、「看板」以外のパーツを設置していた場合は後述の「ナビゲーションメニュー」などへの移設の検討が必要です。

フッターは、「おすすめ商品」と「コピーライト」(200字以内・HTML不可)が残され、「フリースペース」(10,000字以内・HTML可)は1つのみとなり、「インフォメーション」(10,000字以内・HTML可)が設置されます。また、ニュースレターの申し込み/解除ボタンの表示・非表示が選択できます。

また、ヘッダー・看板にあった「ストア内検索」と「パンくずリスト」、フッターにあった「人気ランキング」はストア内の全ページで表示される仕様となり、出店者側で非表示設定することはできなくなります。

他にも、商品ページの「ひと言コメント」にサイズ制限が設定される、HTML入力が可能な項目でYahoo!ショッピングのヘッダーに覆いかぶさるような表現ができなくなる等の細かい変更があります。

ナビゲーションメニューの新設

これまでになかった要素として「ナビゲーションメニュー」が新設されます

「ナビゲーションメニュー」は、商品詳細ページ・ストアトップページ・カテゴリページ・カスタムページに新設されます。ページ上部に固定表示されるメニューパーツで、ページをスクロールしても常に画面上部に表示されます。

「ナビゲーションメニュー」に表示させる項目は、最大7項目まで選択可能です。「カテゴリ」「ランキング」のほか、ストア独自のカスタマイズメニューを6件まで作成できます。

なお、カスタマイズメニュー最大6件とカテゴリ・ランキングで計8項目ですが、表示させられるのは最大7項目までです。

■カテゴリ

カテゴリは、ストアカテゴリを自動的に表示する方法と、手動で表示させたいカテゴリを指定する方法の2つから選べます。

この例ではストアカテゴリを自動的に表示しています。手動で指定する場合は、それぞれのカテゴリに画像を設定することができます。

■Yahoo!ショッピングのデイリーランキング リアルタイムランキングなど 自動集計表示される

ランキングは、ストア内の注文データから毎日自動集計し表示されます。

■カスタマイズメニュー

カスタマイズメニューは、「特集」「商品紹介」「リンクのみ」の3タイプがあります。

「特集」は、特集ページへの画像つきリンク集のイメージです。最大20項目まで掲載できます。「商品紹介」は、商品コードを指定して画像つきで紹介する形式です。最大20件まで掲載できます。「リンクのみ」は、文字のみのシンプルなリンクです。8文字以内のメニュー名とリンク先URLを指定します。

スマホ・アプリ・PayPayモールは?

今回の変更は、ヤフーショッピングのPCページが対象となります。スマートフォン向けページ、アプリ、PayPayモールは対象外です

ネットショッピングの利用はPCよりもスマホが主流になりつつある昨今ではありますが、PCページもまだまだ一定の需要があります。ぜひおろそかにすることなく、新ストアデザインへの移行に取り組んでください。

新ストアデザインへの切り替え方法

「ストアデザイン」から「新ストアデザイン」への切り替えは、「新ストアデザイン適用管理」で「適用する」を選択し、「反映」を行うことで完了します。2021年1月を待たなくても、ストア側で準備ができ次第「新ストアデザイン」に切り替えることが可能です。

逆にいえば、並行期間のあいだは、「新ストアデザイン」でさまざまな操作を行っても、「新ストアデザイン適用管理」で「適用する」を選んで反映しない限り実際のストアの画面は変更されません。
新ストアデザインの各項目に大まかな内容を入力しておおよそのイメージを掴んでから、細部を少しずつ作り込んでいくという段階的な形で進めることも可能です。

ヤフーショッピング 新ストアデザイン機能まとめ

ヤフーショッピングのPCページデザイン変更は、2021年1月に予定されている新ストアデザインへの完全移行まで残り数ヶ月となっています。これまでのストアデザインの内容は自動では引き継がれないので、計画的に準備を進めていく必要があります。

全体のレイアウトの統一やナビゲーションメニューの新設といった大きな変更に伴い、これまでのストアデザインで使用していたパーツのうち統廃合されるものが多数あります。新しいストアデザインがどんなものか把握し、必要なパーツの精査や新しいデザインの検討・移行作業を進めていきましょう。

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