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PayPayモール いよいよ商品画像登録ガイドラインが始まります

PayPayモールとは、ヤフー株式会社が運営するショッピングサイトです。ヤフーのショッピングサイトといえばYahoo!ショッピングがよく知られていますが、PayPayモールには出店にあたって独自の審査基準があり、Yahoo!ショッピングよりも高いレベルが求められます。一定の基準を満たす優良店だけが出店していることで、ユーザーにとってより安心して利用できるショッピングモールとなっています。

PayPayモール商品画像登録ガイドライン

PayPayモールでは、新たに商品画像登録ガイドラインが定められました。商品画像の表現について一定の制約を設け、過剰な装飾等を廃してシンプル化するものです。

ガイドラインの対象

ガイドラインの対象となるのは「商品画像」です。商品ページで1枚目に表示されるほか、検索結果などにサムネイルとして表示される商品のメインの画像になります。

なお、商品詳細画像、追加画像はガイドラインの対象ではありません。

ガイドラインでは「テキスト要素」「画像表現」「アニメーションGIF」の3点について定められています。

テキスト要素

商品画像内に配置するテキスト要素の占有率は20%以下となっています。

テキスト要素にあたるものとしては、下記の7点があります。

(1)ブランドロゴ、企業ロゴ、メーカーロゴ
(ブランド名・企業名・メーカー名)
(2)商品のスペック情報や特徴
(商品自体の仕様や特徴を説明しており、お客様の商品選びに役立つ情報)
例:数量、重量、対象年齢、付加サービス など
(3)画像クレジット
(4)『No Image』の文字、イラスト
(5)商品が掲載されていない関連画像
(6)商品以外のイラスト
(7)カラーバリエーション、色見本のサムネイル

注意したいのは、画像に含めてはいけない「禁止表現」です。

ストア名(ロゴ含む)
商品名
送料(例:送料無料)
価格
ボーナスにまつわる文言(例:ボーナス〇倍/〇%ボーナス など)
値引き情報(例:〇%OFF/〇円引き/〇円クーポン)
配送情報(例:優良配送/あすつく/きょうつく)
他社ECモールのランキング順位

特に勘違いしやすいのは「ブランド名・企業名・メーカー名はOK」「ストア名・商品名はNG」という点です。これまでブランド名+商品名のように記載していたケースも多いかと思いますが、今後はガイドラインに沿ってストア名や商品名を含めない形で記載する必要があります。

画像表現

画像表現として、枠線と背景について規定があります。

枠線は、4辺を囲うもの・L字のもの・帯状のものすべて不可となります。また、背景は写真背景か単色白背景のみOKです。背景について下記の表現はNGです。

・販売商品と関連性のない物画像、人物画像、背景の登録
・商品画像と写真背景の合成
・白以外の背景色ベタ塗り
・グラフィック表現

ただし、カラーバリエーションを表現するためのカラースワッチ・カラーパレット等はOKです。

アニメーションGIF

商品画像にアニメーションGIFを登録するのはNGです。

最近注目されている画像表現のひとつに、画像の一部分のみが動く「シネマグラフ」があります。例えば、ドレスのスカート部分だけが風に揺らめいている、レストランのテーブルでグラスにワインを注ぐ部分だけが動いている等です。人目を引きつける魅力的な表現ですが、アニメーションGIFとみなされるためPayPayモールの商品画像として使用するのはNGとなっています。

カテゴリ商品別ガイドライン

カテゴリ商品別ガイドラインは対象カテゴリごとに定められており、こちらも遵守する必要があります。

例えば、共通ガイドラインでは「商品画像と写真背景の合成」「グラフィック表現」はNGとなっていますが、レディースファッション・メンズファッションではこれらは登録OKです。また、上記のカテゴリではロゴ以外のテキストは登録NGとなっています。

ショップで取り扱う商品ジャンルによっては、共通ガイドラインに沿って作成した商品画像がNGになってしまうケースがあるので注意してください。

商品画像について他モールの状況

PayPayモールの商品画像登録ガイドラインは、2018年に発行された楽天の商品画像登録ガイドラインに近い内容になっています。Amazonでは従来より商品画像は背景白抜き・文字入れNGとより徹底したルールになっており、それに比べるとまだ工夫の余地がありますが、大手モールの全般的な傾向としては商品画像はシンプル化の流れにあるといって良いでしょう。

利用者の目線で見てみると、商品画像がシンプルなほうが検索結果画面などが見やすいのは確かです。特に、昨今ネットショッピングの主流となっているスマホ(特にアプリ)で見た場合にはそれが顕著です。現状、Yahoo!ショッピングでは商品画像についてのガイドラインは定められていませんが、今後Yahoo!ショッピングでも同様のガイドラインが定められる可能性を考えておいたほうがよいかもしれません。

商品画像はシンプルなほうが売れる?

かつてはたくさんの情報を盛り込んでにぎやかな感じを出すほうが良いとされたこともありましたが、現在では商品画像はシンプルなほうが良いという考え方が主流となっています。実際に、文字や写真をたくさん使った商品画像とシンプルな白背景の商品画像でA/Bテストを行ったところ、後者のほうがより多く売れたという事例もあります。

各モールが商品画像のシンプル化の方向性を打ち出すのは、実際にそのほうが売れるというのも理由のひとつと考えられます。

PayPayモール いよいよ商品画像登録ガイドラインが始まります まとめ

PayPayモールでは、1枚目の商品画像についてガイドラインが定められています。テキスト要素は20%以内・枠線NG・背景は白背景か写真背景のみ等、概ね楽天の商品画像登録ガイドラインに近い内容となっています。ただし、カテゴリ商品別ガイドライン等細かい部分については必ずしも楽天と同一ではないものもあるので、充分確認が必要です。

商品画像のシンプル化は、PayPayモールだけでなく大手モール全体的な傾向となっています。また、実際に商品画像はシンプルな方が売れると言われています。もしショップ内の商品画像がガイドラインに沿わないものになっている場合は、ぜひ早急に対応が必要です。

PayPayモールやヤフーショッピングで商品登録を自社でやるのが限界だと感じている店舗様、クラウド系の商品登録ではなく、長年やっている商品登録専門店へ依頼したいと考えている店舗様、まずは商品登録 外注をご検討の場合は、お気軽にお声がけください。

お問い合わせはこちら
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