EC向けCSV編集・チェックツールの使い方

無料CSVエディター使い方

商品登録やECサイト運営では、商品名・JANコード・価格・在庫数・商品説明などをCSVファイルでまとめて編集する機会が多くあります。

商品登録ドットコムでは、こうした商品CSVの確認・修正をブラウザ上で行える「EC向けCSV編集・チェックツール」を無料で提供しています。

専用ソフトをインストールせずにCSVを開くことができ、通常のセル編集だけでなく、一括置換、空行・重複行の削除、文字数チェック、JANコードチェック、HTMLタグ除去、文字コード変換など、商品登録で発生しやすい作業に対応しています。

このページでは、それぞれの機能の使い方と注意点を詳しく解説します。

実際にCSVを編集する場合は、無料CSVエディターはこちらから利用できます。

EC向けCSV編集・チェックツールでできること

本ツールでは、CSV・TSVファイルを読み込み、ブラウザ上で内容を確認しながら編集できます。

主な機能は以下のとおりです。

  • CSV・TSVファイルの読み込み
  • 表形式でのデータ確認・セル編集
  • 文字列の一括置換
  • 前後の不要な空白削除
  • セル内改行の削除
  • HTMLタグの削除
  • 全角英数字から半角への変換
  • 半角カナから全角カナへの変換
  • 空行の削除
  • 重複行の削除
  • 商品名などの文字数チェック
  • JANコードの桁数・チェックデジット確認
  • CSV数式として認識される可能性があるセルの確認
  • UTF-8・UTF-8 BOM・Shift_JIS(CP932)での保存
  • Undo・Redoによる操作の取り消し

商品データの中身は外部サーバーへアップロードせず、基本的な処理は利用しているブラウザ内で行います。

無料CSVエディター

CSVファイルを読み込む方法

まず、無料CSVエディターを開き、「CSVファイルを選択」から編集するファイルを指定します。

ファイル選択ボタンを使うほか、指定されたエリアへCSVをドラッグ&ドロップして読み込むこともできます。

対応している主なファイル形式はCSV・TSVです。

読み込み後は、文字コードや区切り文字などを判定し、CSVの内容を表形式で表示します。

たとえば以下のような情報を確認できます。

  • 文字コード
  • 区切り文字
  • 改行コード
  • データ行数
  • 列数

特に商品CSVではShift_JIS(CP932)やUTF-8など複数の文字コードが利用されるため、編集前に文字コードを確認できるのは重要なポイントです。

5MBを超えるCSVも利用できる?

本ツールでは5MB以下のCSVを推奨していますが、最大20MBまで読み込み可能です。

5MBを超えても利用できますが、CSVの行数・列数・1セルあたりの文字量や、利用しているパソコン・ブラウザの性能によって処理時間が長くなることがあります。

特に商品説明HTMLを大量に含むCSVや、数万行以上の商品データに対して一括置換・重複チェックなどを実行すると、通常より多くのメモリを使用します。

20MBを超えるCSVや非常に大規模な商品データについては、専用環境で処理することをおすすめします。

CSVのセルを編集する

CSVを読み込むと、商品コード・商品名・JAN・価格などのデータが表形式で表示されます。

変更したいセルを選択して値を書き換えることで、通常の表計算ソフトに近い感覚で編集できます。

ただし本ツールはExcelの完全な代替を目的としたものではなく、商品CSVを安全に修正・確認するためのツールです。

セル色、数式、グラフ、複数シートといったExcel独自機能には対応していません。

CSV内の文字を一括置換する

商品名や商品説明などに共通して含まれている文字をまとめて変更したい場合は、一括置換が便利です。

たとえば、商品名に含まれる

「2025年モデル」→「2026年モデル」

のような変更を複数商品へまとめて適用できます。

対象列と変更前・変更後の文字を指定して実行します。

一括変更では大量のセルが書き換わる可能性があるため、本ツールでは変更対象件数や代表例を確認してから適用する設計になっています。

大量変更を行う場合は、変更前のCSVも必ず保存しておくことをおすすめします。

前後の不要な空白を削除する

CSVデータでは、見た目では分かりにくい半角スペースや全角スペースが商品コード・商品名などの前後に入っていることがあります。

たとえば、

ABC001

ABC001 

は見た目が似ていても、システム上では別の文字列として扱われる可能性があります。

こうした不要な前後空白を対象列からまとめて削除できます。

CSVのセル内改行を削除する

商品説明や商品名に改行が含まれていると、登録先のシステムによってはエラーや表示崩れの原因になることがあります。

本ツールでは、選択した列に含まれるセル内改行をまとめて処理できます。

改行を完全に削除するほか、半角スペースへ置き換えることで、

送料無料
限定商品

のようなデータを、

送料無料 限定商品

のように整理できます。

商品説明などからHTMLタグを削除する

楽天市場やYahoo!ショッピングなどの商品データでは、商品説明欄にHTMLが含まれている場合があります。

たとえば、

<p>人気の商品です</p> <br> <strong>送料無料</strong>

といったデータからHTMLタグだけを取り除き、文章部分を残すことができます。

モール移行や商品データの整理、プレーンテキストの商品説明を作りたい場合などに便利です。

ただし、HTMLタグを削除すると元のレイアウト情報は失われます。実行前に対象列と変更内容を確認してください。

全角・半角文字をまとめて変換する

商品データでは、全角英数字・半角英数字・半角カナなどが混在することがあります。

本ツールでは用途に応じて、以下のような変換ができます。

  • 全角英数字 → 半角英数字
  • 全角スペース → 半角スペース
  • 半角カナ → 全角カナ

たとえば、

ABC123

ABC123

へ変換できます。

①や㈱などの特殊文字まで無条件に別文字へ変更するような処理ではなく、ECデータで利用機会の多い変換を中心にしています。

CSVの空行をまとめて削除する

CSVの途中や末尾に不要な空行が大量に含まれていることがあります。

空行削除機能を使うと、値が入っていない不要な行をまとめて取り除けます。

実行時には削除対象となる行数を確認してから処理してください。

重複した商品データをチェック・削除する

商品CSVを複数ファイルから統合した場合などに、同じ商品が重複して含まれることがあります。

本ツールでは、すべての列が一致する完全重複だけでなく、指定した列を基準に重複を確認できます。

たとえば、

  • 商品コード
  • SKU
  • JANコード

などを指定して重複商品を探せます。下記の画像①の「整理」ボタンを押すと開きます。そこでチェックする判定列をチェックを入れます。

重複を削除する際は、「最初の行を残す」「最後の行を残す」などの条件を確認してから実行してください。実行後下記の画像の②が表示されて実行するかどうか判断します。

商品名などの文字数をチェックする

ECモールでは、商品名・キャッチコピー・説明文などに文字数制限が設定されていることがあります。

対象列と最大文字数を指定すると、設定した文字数を超えているセルを確認できます。

たとえば商品名を100文字以内にしたい場合、

最大文字数:100

としてチェックすると、超過している商品だけを確認できます。下記画像の①でチェックしたい列を指定して最大数をいれ、「チェックボタン」を押す事で②が表示されます。

大量の商品CSVを1件ずつ目視確認するより効率的です。

なお、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどでは項目ごとに仕様が異なるため、実際の登録時には各モールの最新仕様も確認してください。

JANコードをチェックする

商品登録ではJANコードの入力ミスが登録エラーや商品紐付けミスの原因になることがあります。

本ツールでは、指定したJAN列について以下をチェックできます。

  • 数字だけで構成されているか
  • 8桁または13桁か
  • チェックデジットが正しいか
  • 空欄か

結果は、正常・桁数エラー・数字以外・チェックデジット不一致・空欄などに分類されます。

ただし、JANコードを自動的に書き換えたり、正しい商品情報を外部データベースから取得したりする機能ではありません。

あくまで「入力されているJANコードの形式に問題がないかをチェックする機能」です。

CSVをUTF-8・Shift_JISで保存する

編集が終わったCSVは、文字コードを選択して保存できます。

主な出力形式は以下です。

  • UTF-8 BOM
  • UTF-8
  • Shift_JIS(CP932)

基本的には、読み込んだCSVの文字コードを維持したまま保存できます。

一方、Excelで開く用途などに合わせてUTF-8 BOMへ変更したり、業務システムに合わせてShift_JISへ変換したりすることもできます。

Shift_JISで保存できない文字に注意

絵文字や一部のUnicode文字など、Shift_JIS(CP932)では表現できない文字があります。

こうした文字を含んだCSVをShift_JISで保存すると、文字が「?」などへ置き換わる可能性があります。

本ツールでは、表現できない文字がある場合に警告を表示します。

警告が表示された場合は、可能であればUTF-8またはUTF-8 BOMでの保存を検討してください。

Undo・Redoで編集前の状態に戻す

一括置換や重複削除などを誤って実行した場合に備え、Undo(元に戻す)・Redo(やり直す)機能を利用できます。

一定数の編集履歴がブラウザ内に保持されるため、直前の処理を取り消せます。

また、編集内容をすべて破棄してCSV読込直後の状態へ戻すこともできます。

大量の変更を行う前には、元CSVそのものも別途保存しておくとより安全です。

CSVファイルが文字化けしている場合

CSVを開いた時点ですでに商品名などが文字化けしている場合は、CSV編集ツールだけでなく、文字コード自体を確認する必要があります。

商品登録ドットコムでは、文字化けした文章の復元候補表示やCSV・TXTの文字コード変換ができる無料ツールも公開しています。

UTF-8とShift_JISの違いによる文字化けなどは、文字化け復元・文字コード変換ツールも利用してください。

CSV編集ツールを使うときの注意点

CSVは単純なテキスト形式に見えますが、商品登録で使用する場合は登録先システムごとのルールがあります。

特に以下には注意してください。

  • 必須列を削除しない
  • 列の順番を変更してよいか確認する
  • 商品コード・SKUの先頭ゼロを維持する
  • JANコードを数値として変形させない
  • 文字コードを登録先の仕様に合わせる
  • HTML使用可否を確認する
  • 項目ごとの文字数制限を確認する

CSV自体が正常でも、モール側の仕様と一致しなければ登録エラーになる場合があります。

よくある質問

CSVファイルはサーバーへアップロードされますか?

本ツールでは、CSVデータの解析・編集・チェック・保存処理をブラウザ内で行う設計です。商品データそのものを商品登録ドットコムのサーバーへアップロードして処理する方式ではありません。

Excelファイルも編集できますか?

現在対応しているのはCSV・TSVです。.xlsxや.xlsなどのExcelファイルには対応していません。

20MBを超えるCSVは使えますか?

現在の上限は20MBです。5MB以下を推奨しています。大容量CSVでは端末やブラウザの性能によって処理が重くなるため、20MBを超えるファイルは専用環境での処理をおすすめします。

楽天市場やYahoo!ショッピングのCSVにも使えますか?

CSV自体の編集・整理・チェックには利用できます。ただし、本ツールが楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなど各モールの最新CSV仕様を自動判定して完全に修正するものではありません。

JANコードが間違っていたら自動修正されますか?

自動修正は行いません。桁数やチェックデジットなどに問題があるJANコードを検出する機能です。実際の正しいJANコードは商品資料やメーカー情報などで確認してください。

1万件・10万件規模の商品CSVを処理する場合

CSVエディターは、日常的な商品データの修正や確認には非常に便利です。

しかし、商品数が1,000件から1万件、10万件と増えていくと、単純なCSV編集だけでは対応しにくくなります。

たとえば10万商品に対して、

  • 商品データの一括変換
  • モールごとの項目変換
  • HTMLテンプレートへの商品情報差し込み
  • 商品属性の設定
  • JAN・SKU・商品コードの照合
  • 画像ファイル名の変換
  • 画像URLの生成
  • カテゴリの変換

などを行う場合、一般的なCSVエディターだけで処理するのは現実的ではないケースがあります。

10万商品×10枚の画像であれば、画像だけでも100万件規模のデータになります。

まずは無料CSV編集・チェックツールで対応できる範囲を確認し、大規模商品登録や複雑なCSV加工が必要な場合は、商品登録代行サービスの利用も検討してください。

大量の商品登録・CSV加工・商品データ作成については商品登録ドットコムへご相談ください。

まとめ|まずは無料CSVエディターを使ってみる

EC向けCSV編集・チェックツールでは、CSVをブラウザ上で開いて編集できるだけでなく、一括置換、空行・重複削除、改行・HTMLタグ除去、文字数チェック、JANコードチェック、UTF-8・Shift_JIS保存など、商品登録で利用する機会の多い機能をまとめて利用できます。

日常的な商品CSVの確認・修正であれば、専用ソフトをインストールする前に、まず無料ツールで対応できるか試してみてください。

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