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Amazon アマゾンへの商品登録は本当に簡単なのか?

amazon商品登録イメージ

最近のアマゾン全体の売上の伸びは日本でも度々メディアに取り上げられる程です、これに乗っかれと次々と国内他モール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオク等)に出品している店舗が出店をしています。
当初メンズ向け商品が売れていてアパレルや食品などは蚊帳の外感がありましたが、おせちなどを含め、食品にもかなり力を入れいますし、カテゴリー全般にわたってアマゾン色を前面に出して売上を伸ばしていることは間違えありません。

アマゾンに出品する4つ+1の方法

1.JANコード をもとに出品を行う
2.アマゾンの出品カタログ(Asinを選ぶ)をもとに出品を行う
3.製品コード免除申請を行って JANコード無しでも出品できるように許可をもらって出品を行う
4.Amazonブランド登録 申請を行って出品を行う
5.JANコードを作る
アマゾン商品登録についてまとめ:本当に簡単か?

※今回はAmazonベンダーやビジネス、FBA出品での出品は想定せずに、大口出品での出品方法を記載しました。また出品内容は2018年11月時点での物です。
※2022年1月 追記
※2022年3月 追記

1.JANコード をもとにアマゾンへ出品(商品登録)を行う

アマゾンへ出店する場合は、まずは 小口か大口出品かで別れるわけですが、CSVでのアップロードが前提の出店者は大口でないと一括アップができません。
上記の4つの方法がアマゾンに出品するための方法となる訳です、1、のJANコードがあればすぐに誰でも出品が可能になるのがアマゾンの特徴です、ようするに、
 商品の仕入れができて+JANコード 
があればだれでも商売開始可能なのがアマゾンの良い所であり、最大の特徴となります。1.のみであればアマゾン商品登録は一切必要としません。逆に言えば、JANさえあればアマゾンではいくらでも商品を扱うことが可能です。さらに、商品登録をしないだけでなく、いままで他社でその商品についたレビューを見て購入を頂けるので、新規参入(店舗のレビューが少ない部分はスタートアップでのデメリット)でも、楽天やヤフーのようにレビューがないと苦しいなどの場面が少ないのは事実です。あくまでも商品軸での販売となります。

amazon商品登録
俗に「かごを取る」といいますが、価格が安いという要素のほかにアマゾン独自のスコアリングによって、カゴを取得できるかが決定していきます。基本的には安くないと取れないのは前提になってくるようです。なのでせっかくJANコードで大量に出品が可能になったとしても上記のような熾烈な価格競争下に置かれるのも事実なので自分が出品する商品がどのくらいの価格帯で販売されているのかの事前調査は必要です。

2.アマゾンの出品カタログ(Asinを選ぶ)をもとに出品を行う

アマゾンにはAsinというコードがあり 「ASIN」は、「Amazon Standard Identification Number」 の略となります。もしJANがない場合は、このAsinを探す作業が必要となります。この作業でも分岐があり、いくつか探す方法があります。弊社ではこれらをアマゾン商品登録代行にて実施いたしますが、通常出品する場合は、独自でAsinを探す必要があります。数が少ない場合は一度は自分で登録を行ってみたほうが、商品登録代行で依頼する時も詳細な指示や、やってもらいたい事が具体的になるので、実施作業としては経験しておいたほうが良い部分です。

2-1) Amazonの検索画面で探す (Amazon sellre central 登録画面で探す)

<アマゾンの表の検索画面から探す>
下記は商品のURLとなりますが、下記のように /dp/ 以下の B00Q10M58S  部分がAsinとなります。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%81%8A%E3%81%9B%E3%81%A1%E6%96%99%E7%90%86-%E7%99%BD%E6%9C%A83%E6%AE%B5%E9%87%8D%E6%9D%91%E4%B8%8A%E5%85%83%E5%BD%A6%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%95%E3%81%AE%E5%92%8C%E6%B4%8B%E6%8A%98%E8%A1%B7-%EF%BC%88%E7%94%9F%E3%81%8A%E3%81%9B%E3%81%A1-3-4%E4%BA%BA%E5%89%8D%EF%BC%89/dp/B00Q10M58S/ref=sr_1_27?s=food-beverage&ie=UTF8&qid=1542442611&sr=1-27&keywords=%E7%94%9F%E3%81%8A%E3%81%9B%E3%81%A1
<アマゾン セラーセントラルから探す>
カタログ>商品登録 にて(通常登録の方法)探す事ができます。初心者はこれが一番楽です。

2-2) 商品ページ中には必ず表示項目があるので、下記の部分を見れば1発です。

アマゾン商品登録 2
Amazonページ中に上記部分が必ず表示されていますので、この部分のAsinを見ることで探すことができます。

2-3) アマゾンのマクロツールで探す

Amazonでは出品する際に簡易で出品できるようにアマゾンよりマクロの出品ツールが提供されています、それを使う事でAsin及びJANも確認することができます。数量が少なく、選択肢が少なく、類似商品が少ない場合はこのツールを使うのも有効です。ただし、ツールを使って紐づけしたとしても商品が自分の出品したいものであるかの確認は必ず必要となり、ツール任せで終了ということにはなりません。もし紐づけられた商品が入り数違いのセットだった、3年前のシリーズのもので商品が違った、微妙に品番違いが誤って登録されている事や、他社商品が製品コード免除申請やJANコードへのアマゾン登録において、誤った情報が商品登録されている場合は散見されます、その場合の責任は出品者になりますので、返品や安値での販売、返品は商品違いのレビューへの低評価リスクが増しまいますので注意が必要です。(2021年現在はAmazonからのマクロツールは提供されていません)

3.製品コード免除申請を行って JANコード無しでも出品できるように許可をもらって出品を行う

基本的には、JANコードがない、アマゾンカタログ(Asinがない)にない、商品がこれに該当します。
意外に勘違いされやすいのが、この製品コード免除申請ですが、上記のコードがないということは誰も登録してないという事になります。その場合、初めにリスク(商品登録を行う)を自分で負う必要があるという事なります、製品コード免除申請にて出品した商品は、自分の管理下に置かれるわけではなくあくまでもアマゾン上のカタログに追加されるイメージですので、誰でもが後から、製品コード免除申請で出した商品へ紐づけ出品(Asinでの出品が可能)となる訳です。若干の先行者有利という点以外は、後から安値で同様の商品を販売されるリスクは常に残ります。ただしPBやオリジナル商品については、そのようなことは該当しないのでまさに製品コード免除申請に該当するものとなります。
では、上記申請に許可を得た場合のアマゾン商品登録ですが、もちろん手作業での登録も可能ですが、やはり大量登録にはCSV(TSV)でのアップロードは必須になります。ここからは通常の他モールとの商品登録とあまり差はありません、元データを集めて商品登録を行わなければなりませんので、商品情報を集めてデータ作成が必要となります、アマゾンは基本的にはテキストベースですので大変なLPを作るような要素はありません。但し、「商品紹介コンテンツ/下記掲載の画像(A+)」というものを追加することが可能です。画像に容量制限があるものの、説明分に記載しきれない情報や、メイン画像6枚(表示部分6枚、全8枚)にて表現できない部分を補完することが可能です。
また画像登録においては1枚目は500pix以上の白抜き画像が必須となります。

画像条件
・画像全体の85%を商品画像が占めている事
・最低500pix~最長10,000pix ズーム画像&推奨の大きさ1001pix
・JPEG推奨、その他TIFF、GIF 画像も可

※↓商品紹介コンテンツで追加できるエリア。因みにこちらの商品も「製品コード免除申請」にて出品されている商品となります

アマゾン 商品紹介コンテンツ

4.ブランド申請を行って出品を行う

アマゾンでは著作物保護や著作権にかかわる部分の保護を強化していて、昔はブランド登録で商標登録まで言われなかったのですが、最近では商標登録されている事が条件となっていて少し敷居が高くなっています。

1. 資格要件の確認

Amazonブランド登録をするには、登録する国ごとにそのブランドの有効な登録商標が必要です。ブランドの登録商標は、文字商標か、語句、文字、数字のいずれかを含む図形商標である必要があります。どの国で商標を登録するかにもよりますが、対象となる登録商標には、その国の商標登録機関に従って、複数の商標分類を指定できます。現在Amazonが登録を受け入れている登録商標の例を以下に示します。

上記アマゾンブランド申請ページより一部抜粋・引用 したものです。
ブランド申請にて申請されたページは保護度が高く、先に説明した製品コード免除申請とは全く異質のものとなるので、自分のブランドで且つ商標登録されている場合においてはこちらでの出品が優位となりますので、面倒くさがらずにこちらで進めることをお勧めいたします。
2018年12月 追記:
Amazonブランド登録(Amazon brandregistry)においては、商品ページ編集権限が強化され、自社ブランドに対する相乗りからの勝手な編集を防ぐことができます。また、Amazonブランド登録ではアマゾン内の権利侵害ページの検索・画像検索がスムーズにできる仕組みが備わり、権利侵害を守るシステムがアマゾンには備わっています。但し、よくよく弊社へも質問があるがある部分ですが、相乗りを防げるわけではありません、またブランド品においてはアマゾンベンダーが販売している商品については編集権限がないものも存在しますので、自社ブランドにおける権限回りのチェックもブランド登録を行った後に行う事もできます。Amazonブランド登録の仕方によっては(商標登録をどのようにしているかにもよりますが)、カタカタ、ローマ字等表記ゆれも発生することから、同一ブランドおいて、アマゾン上のブランド名散乱・散見されるようなことを防御する意味でも、ブランドを持っている著作者はこれらのAmazon上の自社ブランド保護でも、アマゾン上の運用が必要なのかもしれません。
2022年3月追記:
Amazonブランド登録は、Amazon brandregistry登録とは別に、単なるブランド登録を言われる物が存在します。例えば、有名ブランド品の多くがこれに該当してきます、転売バイヤーや一時的に仕入れて売る・無在庫販売ような販売手法を制限する為に、出品する有名ブランドの現物が手元にあるのか、仕入れ伝票の確認等が行われます。エラーとしては「5665エラー,5461エラー」等がこれに該当します。基本的にPB生産やライセンス生産など正規の生産や管理を行っている会社においては何も怖い事はありません、手順と手続きを踏む事で登録は可能です。仕入れの場合でも、正規ルートでの仕入れがある場合は、請求書やインボイス・現物の写真(特に正規の下げタグ等がある場合はあった方が通りやすい)が要求され基本的にケース等のやり取りで申請許可までの手順を踏みます。但し、こちらも絶対という正解がないのがAmazonが難しいと言われる由縁です(特に2022年に入って特に申請系やブランドでの審査や出品ができないという問合せが相当入ってます。)。

5.JANコードを作る

必殺技ですかね?簡単に作れそうで意外に手続きが面倒で嫌煙されがちですが、JANがない場合は作ってしまうという手もあります、但し、類似品が多い場合などでは、せっかくJANを作っても別の先行している類似商品とアマゾン側で自動的に統合されていまう危険性がありますので考慮が必要です。またJANを提供する側のほうでも、なるべく類似商品のJANの散乱を防ぎたいところだと思いますので、
・独自の商品や特殊なで自社のルートしか販売できない
・独占的に販売権をもっている
・流通卸元で販売時にJANが必要
などの理由がない場合は、JANを作るというよりは、製品コード免除申請でこなしたほうが無難です。今回は製品コード免除申請云々の記載は割愛します。

2022年1月追記:
現在JANを自分で作っても、GS1において発行者自身が自社となっている場合、JANを自ら作って自演をしても、JANが不正(ブランドが不正)として弾かれる場合が多数出ています。メーカー品や他社との競合を避けるため、或いはJANやEANを探すのが面倒などで、JANやEANがあるにも関わらずJANを自ら作成して回避する方法は時代遅れの裏技となってしまっています。

アマゾン商品登録についてまとめ:本当に簡単か?

アマゾン商品登録について、簡単に登録し販売開始できるのが非常に魅力なのがアマゾンなので、「本当に簡単か?」という問いについては、簡単です。と、答えるべきかと思います。基本的にはJANがある自社の取り扱い商品はすぐにでも販売スタートが可能です。現在発表データでどのくらいの出店者がいるかわかりません40万店とも言われますので、相当な企業が出店しています。事前調査は誰でもできますので、自社商品がアマゾンで戦えそうか事前に調査を行い戦えるとなれば、実行に移すべきでしょう。本気でやりたいならプロの商品登録代行へお任せください。出店からアマゾンだけでなく多モールへ同時出店という事も可能です。

おまけ:
途中でも記載しましたが、アマゾンでは、出品者以外にアマゾンそのものが販売しています。弊社にてアマゾン商品登録代行を行う時でもAsin紐づけにおいて売れ筋商品については、必ずといっていいほどアマゾンの販売があります。もちろんアマゾンが出品者なのでAmazonPRIMEですし価格は本当にですか?(一般的な仕入れ原価に対して)というくらいお安く販売されている場面もちらほら存在します。逆にいうと、そういう部分がアマゾンの魅力で、簡単に見やすい、商品にたどり着けるという魅力は、他モールを圧倒している部分だと思います。自信をもって販売できる商品がある場合、または特殊ルートで自分しか仕入れられないなど、アマゾンの販売力に手助けしてもらって販売するのは1つの方法です。どうしても型番品番で戦いたい場合は、仕入れが肝になることは公然の事実で、これはアマゾンに限った事ではありません、楽天でもヤフーでも同じ事ではあります。

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